本日の株式市場

日経平均株価は前日比157円安の36,002円と続落して取引を開始しました。前日の米国株式市場でハイテク関連銘柄が下落したことが相場の重石となった一方、前日までに好決算を発表した銘柄が騰勢を強め、日経平均株価は前日比上昇に転じる場面も見られました。日経平均株価は終日、36,100円を挟み一進一退となり、前日比40円安の36,119円で取引を終えました。

個別銘柄では、前日引け後の決算発表で欧米地域の需要回復に遅れが見られたダイキン工業が同-7.06%と下落しました。一方、大規模な自社株買いを発表した三菱商事が前日比9.74%、通期業績の上方修正を発表したトヨタ自動車が同3.98%と上昇し、昨年来高値を更新しました。

東証プライム市場では、値上がり銘柄が全体の52.9%、値下がり銘柄が44.0%と強弱感の入り混じる結果となり、TOPIXは前日比+0.42%と小幅ながら上昇し取引を終えました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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