本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比138円高の36,258円で取引を開始しました。前日の米国株式市場の取引終了後に、英半導体設計大手のアームが2023年10-12月期決算を発表し、時間外取引で急騰したことから、同社に出資するソフトバンクグループの運用収益改善期待により、株価が大きく上昇し、日経平均株価をけん引しました。取引時間中に日銀の内田副総裁が「仮にマイナス金利政策を解除しても緩和的な金融環境は維持していく」との考えを示したことが伝わり、日経平均株価はさらに上げ幅を拡大する展開となりました。上げ幅は一時前日比837円高まで拡大する場面もありましたが、引けにかけては利益確定売りに押され、前日比743円高の36,863円で取引を終えました。

個別ではファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、アドバンテストといった値がさ株の一角が買われ、3銘柄で日経平均株価を約409円押し上げました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

※画像はイメージです。

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