本日の株式市場

日経平均株価が前日に1,000円を超える大幅上昇となっていたことに加え、前日、米国株の主要3指数が大きく下落したことが相場の重石となり、日経平均株価は前日比251円安の37,712円と反落して取引を開始しました。前日に大きく上昇したソフトバンクグループやリクルートHDが軟調となった一方、ファーストリテイリングやアドバンテストなど、主力値嵩株の一角が堅調に推移したことに加え、押し目買いが相場を支えました。

後場に入り、前日比369円安の37,594円に下げ幅を広げる場面も見られましたが、引けにかけて持ち直し、前日比260円安の37,703円で取引を終えました。

東証プライム市場の売買代金は5.19兆円と4営業日連続で5兆円を上回る大商いが続いており、下落局面では押し目買いも旺盛なことが示されています。

東証33業種別指数では、28業種が下落となり、下落率上位は、パルプ・紙、鉄鋼、不動産業となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
シカゴ連銀グールズビー総裁講演
バーFRB副議長講演(15日6:00)

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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