本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比359円高の38,517円で取引を開始しました。前日の米国株式市場が上昇したことに加え、半導体のアプライド・マテリアルズが15日引け後に発表した好決算を受け、同社株が時間外取引で上昇したことで、国内市場でも半導体関連株が堅調となったことが、日経平均株価を押し上げました。寄付き後は、一時前日比707円高の38,865円と、史上最高値の38,915円まで50円といったところまで上昇する場面もありました。もっとも、足元で急上昇していることに対する短期的な過熱感もあり、その後は半導体関連株を中心に、やや上げ幅を縮小する展開となりました。後場に入り、日銀の植田総裁が緩和的な金融環境が続く可能性が高いとの発言を受け、持ち直しを見せ、高値圏でもみ合いとなりました。引けにかけてやや上げ幅を縮小したものの、前日比329円高の38,487円と、連日で昨年来高値を更新しました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
1月住宅着工件数(年率:万件)
前月:146.0 予想:145.0
1月住宅着工許可件数(年率:万件)
前月:149.3 予想:150.9
1月生産者物価指数(総合)(前年比:%)
前月:1.0 予想:0.6
2月ミシガン大学消費者マインド(速報値)(総合)
前月:79.0 予想:80.0

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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