本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比39円高の38,510円と小幅に反発して取引を開始しました。前日の米国市場は祝日で休場だったため、為替や金利の水準も前日から小幅な変動にとどまり、日経平均株価も前日終値を挟んで上げ下げを繰り返しました。10時過ぎには、中国人民銀行が住宅ローン向け金利の引き下げを発表しました。これを受けて、中国の景気悪化懸念が和らぎ、ファナックやSMCなどの設備投資関連株が上昇しました。日経平均株価は一時前日比271円高の38,742円まで上昇しましたが、新規の買い材料に欠き、勢いを失うと前引け前には下げに転じました。その後も方向感なく38,000円台の前半での推移を続け、結局前日比106円安の38,363円と続落して取引を終了しました。

個別銘柄では、ファナックが前日比+3.25%、SMCは同+4.82%と上昇する一方で、ファーストリテイリングは同-0.85%、アドバンテスト同-1.01%と日経平均株価の構成比率上位の銘柄の下落が重石となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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