日経平均最高値更新の原動力となった半導体関連株がランクイン

アドバンテスト(6857)が2位にランクインしました。画像処理半導体(GPU)の米エヌビディアが2月21日(現地時間)に発表した決算は、売上高などが市場予想を上回る良好な結果となりました。これを好感して、22日の日本株式市場では半導体関連株が大きく上昇し、日経平均株価最高値更新の原動力となりました。半導体関連株ではそのほか、東京エレクトロン(8035)が10位にランクインしています。

三菱商事(8058)が5位にランクインしました。2月24日、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが5大商社株を約9%保有していることが明らかになりました。バークシャー子会社が2023年6月に関東財務局に提出した報告書の水準からいずれも保有比率が上昇しています。

本田技研工業(ホンダ、7267)が7位にランクインしました。2月21日、ホンダは2024年の春季労使交渉で賃上げの労働組合の要求に満額回答しました。同社の初回交渉での満額回答は2年連続となります。

三井E&S(7003)が9位にランクインしました。一部報道で、三井E&Sの米国子会社が貨物の積み下ろしなどに使うクレーンの米国内生産を再開する方針を示したと伝えられています。業績貢献への思惑から2月22日、26日に同社株価はストップ高となりました。

(野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課)

(注1)画像はイメージ。
(注2)各種データは2024年2月26日時点。

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