本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比50円安の39,189円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で、NYダウのほか、半導体関連企業で構成されるSOX指数が下落したことが、重石となりました。一時はこの日の安値となる39,075円まで下落する場面もありましたが、ドル円が1米ドル=150円台半ばまで円安米ドル高が進んだことが輸出関連株への下支えとなり、前日終値を挟んだレンジでの推移となりました。

午後にかけては、香港ハンセン指数などアジア主要株指数が下落したことも、上値を抑える要因となり、前日比31円安の39,208円で本日の取引を終了しました。日経平均株価は前日までの3営業日で970円超上昇しており、短期的な過熱感への警戒から上値は重く、ファーストリテイリングやソフトバンクグループなど、指数寄与度の高い値がさ株の下落が目立ちました。

東証33業種別では、その他製品や海運業、ゴム製品工業が騰落率の下位3業種となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
NY連銀ウィリアムズ総裁講演

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

※画像はイメージです。

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