本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比227円安の39,881円と反落して取引を開始しました。日経平均株価は前日までに2023年末比で6,600円超上昇しており、過熱感が警戒され寄り付き後も下げ幅を拡大しました。東証プライム市場では1,000を超える銘柄が下落するなかで、アドバンテストなどグロース(成長)株の下落が目立ちました。日経平均株価は一時前日比268円安の39,840円となる場面もありました。一方で、先高期待は維持されており、午後に入り多くの銘柄が上昇に転じると、日経平均株価も上昇に転じ、前日比117円高まで上げ幅を広げました。しかし、引けにかけては前日終値近辺での推移となり、結局前日比11円安の40,097円と反落して取引を終えました。

東証プライム市場の値上がり銘柄数は931銘柄と全体の50%を上回り、TOPIXは前日比+0.50%と反発しました。東証33業種別では、前日引け後に資本政策の見直しを発表し大幅高となった大林組が属する建設業が前日比+2.96%で上昇率のトップとなりました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
2月ISMサービス業景気指数
 前月:53.4  予想:53.0

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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