本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比305円安の39,792円と続落して取引を開始しました。前日の米国市場の流れを引き継ぎ、ファーストリテイリングやソフトバンクグループなど主力値嵩株の下落が目立ち、寄り付き直後に本日の安値となる39,769円を付けました。しかしその後、アドバンテストや東京エレクトロンなどの半導体関連銘柄の一角が下げ渋り、前日比上昇に転じたことなどから日経平均株価の下値は限られました。後場は日本株市場の先高期待が続く中、押し目買いが相場を支え前日終値を挟んで推移しました。終値は前日比6円安の40,090円と前日比横ばい圏で取引を終えました。

東証プライム市場の値上がり銘柄数は1,200銘柄と、全体の70%を超え、TOPIXは前日比+0.39%と小幅ながら続伸し、34年1ケ月ぶりの高値となりました。

米国では大統領選に向け、共和党候補指名者争いの山場となるスーパーチューズデーを迎え、日本市場取引時間中にトランプ前大統領の優勢が伝えられましたが、市場への影響は限定的でした。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
2月ADP全米雇用レポート
 前月:+10.7万人 予想:+15.0万人

パウエルFRB議長半期議会証言(下院7日0:00)

サンフランシスコ連銀デイリー総裁講演(7日2:00)

地区連銀経済報告(ベージュブック)(7日4:00)

ミネアポリス連銀カシュカリ総裁講演(7日6:15)

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

※画像はイメージです。

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