日経平均株価は、3月11日に一時1,100円を超える大幅安となり、38,496円まで下落する場面がありました。

1月中旬から下旬にかけての日柄調整局面では25日移動平均線を下支えに上昇再開となっており、今回も25日線(3月11日:38,408円)前後の水準から切り返せるか注目されます。

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(注1)直近値は2024年3月11日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。
(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成

一方、25日線を下回りさらに調整が続く場合は、①昨年10月4日安値から今年3月7日高値までの上昇幅に対する1/3押し(37,143円)や、②今年1月23日高値(36,984円)などがある37,000円前後の水準が下値のメドとなると考えられます。

(投資情報部 山内 正一郎 岩本 竜太郎)

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