本日の動き

本日の日経平均株価は、前日の米国株安を受け前日比69円安の40,345円で取引を開始しました。寄り付き後は新規の材料に欠き、前日終値を挟んで概ね40,300円から40,500円のレンジでの推移となりました。年度末最終週で、来期のさらなる業績の伸びを期待して先高観は根強い一方で高値警戒感も浮上しており、膠着感の強い相場展開が続きました。米ドル円相場も115円台で動意に乏しく、日経平均株価は前日比16円安の40,398円と続落して取引を終了しました。

指数計算上、日経平均株価に大きな影響を及ぼす構成比上位の銘柄では、ファーストリテイリングは前日比-1.63%と重石となる一方で、東京エレクトロンは同+0.54%と逆行高で下値を支えました。

本日の市場動向

ランキング

本日のチャート

(注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成

今後の注目点

26日、日本時間の23時に米国では3月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)が発表されます。米国では、インフレ動向次第で金融政策も変化していくと見られており、結果次第では、1米ドル=151円前後での推移を続けた米ドル円レートが動意づき、日本の株式市場にも影響を及ぼすと思われます。

(野村證券投資情報部 神谷 和男)

(注)画像はイメージです。

ご投資にあたっての注意点