(注)画像はイメージです。

本日の動き

本日の日経平均株価は前週末比172円高の37,240円で取引を開始しました。前週末に日経平均株価が大幅に下落したことに対する自律反発に加え、中東情勢が小康状態となっていることが背景にあります。寄り付き後は一時前週末比443円高をつけましたが、下落に転じる場面があるなど勢いは弱く、買い一巡後は37,250円近辺でもみ合いとなりました。後場に入っても新たな材料に乏しい中、一進一退で推移し、引けにかけてやや上げ幅を拡大させ、前週末比370円高の37,438円で本日の取引を終えました。

業種別では、電気・ガスが前週末比+3.60%となったほか、空運業が同+3.21%となりました。空運業はゴールデンウイークにおける国際線の予約状況が好調となったことが好感されました。

個別では、日経平均株価への寄与度が高いファーストリテイリングが、前週末比+2.29%となり、1銘柄で日経平均株価を約91円押し上げた一方で、東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連株が下落し、2銘柄で日経平均株価を約162円押し下げました。

本日の市場動向

ランキング

本日のチャート

(注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成

(野村證券投資情報部 磯崎 博志)

ご投資にあたっての注意点