(注)画像はイメージです。
海外市場の振り返り
24日の米国では、ミシガン大学1年期待インフレ率が速報値より下方修正されたことにより、過度なインフレ警戒が和らぎ、主要3指数は揃って反発しました。AI(人工知能)普及への市場の期待は維持され、エヌビディアやハイテク株の上昇がナスダック総合指数を押し上げ、ナスダックは21日につけた史上最高値を更新しました。一方で、NYダウは、23日に605ドルの下落となった翌日としては上値は重く、引け間際には前日終値を挟んだ動きとなり、結局4ドル高と小幅に上昇して取引を終えました。
相場の注目点
米国では経済のソフトランディングが、日本ではデフレからの完全脱却が実現できるのかが注目されています。米国では、引き続き、経済指標が示す米国経済の行方に注意が必要です。日本では、米ドル円レートが1米ドル=150円台後半の水準で推移する中で、市場関係者は金融政策正常化に向けた日本銀行の動向に神経質です。本日は、米国市場が休場のため、様子見ムードが高まり動意に乏しい展開となることが想定されます。
本日のイベント
米国では経済のソフトランディングが、日本ではデフレからの完全脱却が実現できるのかが注目されています。米国では、引き続き、経済指標が示す米国経済の行方に注意が必要です。日本では、米ドル円レートが1米ドル=150円台後半の水準で推移する中で、市場関係者は金融政策正常化に向けた日本銀行の動向に神経質です。本日は、米国市場が休場のため、様子見ムードが高まり動意に乏しい展開となることが想定されます。
(投資情報部 神谷 和男)
(注)データは日本時間2024年5月27日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。