(注)画像はイメージです。
本日の動き
前日の米半導体大手エヌビディアなどハイテク株高の流れを引き継ぎ、本日の日経平均株価は前日比171円高の38,653円で取引を開始しました。寄り付き直後は、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株の多くが上昇し、日経平均株価も一時前日比315円高まで上げ幅を広げました。その後は新規の買い材料に欠き、午後には上げ幅が縮小して、前日終値近辺での動きを続けました。財務省が国債発行計画の年限を短期化する方向で検討を進めるとの観測が報じられましたが、市場の反応は限定的でした。日経平均株価は引けにかけては上昇し、前日比88円高の38,570円と続伸して取引を終えました。東証プライム市場の売買代金は、3兆3,475億円と6月10日に次ぐ今年2番目の低水準となりました。
個別銘柄では、朝方日経平均株価の上昇に寄与していた東京エレクトロンは前日比-0.77%、ディスコは同-3.80%となる一方、アドバンテストは同+4.06%、ソフトバンクグループは同+0.98%と上昇を維持して取引を終えました。
本日の市場動向
ランキング
本日のチャート
(注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
本日米国は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)で休場です。
(野村證券投資情報部 神谷 和男)