(注)画像はイメージです。

海外市場の振り返り

日本の連休中20日、23日の米国株式市場で、NYダウは19日比+0.24%、S&P500は同+0.09%、ナスダック総合は同-0.22%となりました。外国為替市場で米ドル円レートは1ドル=143円50銭台(7:30時点)と、日本時間19日15時時点の142円10銭台から円安が進行しています。

相場の注目点

前週の米国の政策金利0.50%の大幅引き下げが米国経済のソフトランディング期待につながり、世界の株価を押し上げています。今週は相場に大きな影響を与えそうなイベントは見当たりませんが、世界、とりわけアメリカの経済指標やFRB(連邦準備制度理事会)高官発言などから今後の米国金融政策を予想するヒントを探す展開となりそうです。また、日本では前週末の日銀政策決定会合を波乱なく通過しました。3月決算企業の中間期末に当たる9月末を来週に控え、多くの企業が26日に中間期末の配当優待の権利付き最終売買日を迎えます。また、自民党総裁選の投開票日を週末に控え、日本株は上値を試す展開が期待されています。

本日のイベント

本日ドイツで9月Ifo企業景況感指数、米国では9月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)の発表が予定されています。

(投資情報部 神谷和男)

(注)データは日本時間2024年9月24日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。

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