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(注)画像はイメージです。
本日の動き
米国長期金利は上昇が続いており、これが重石となり昨日の米国株主要3指数は揃って下落しました。株安の流れを引き継ぎ本日の日経平均株価は前日比300円安の37,804円で始まりました。その後は押し目買いのような動きがみられ、また米国半導体関連企業の好決算を背景に、東京エレクトロンやアドバンテストなど値がさの半導体関連株が上昇し上げに転じました。引けにかけては、27日(日) に衆議院総選挙の投開票を控え積極的に上値を追う動きは続かず、上げ幅は縮まりました。大引けは前日比38円高の38,143円と、4営業日ぶりの反発となりました。東京エレクトロンは前日比+1.11%、アドバンテストは同+2.31%で引け、2銘柄で日経平均株価を約73円押し上げました。
なお、日本時間の24日午前中、加藤財務相が「足元の為替相場について一方的な動きがみられている」と発言したと伝えられ、市場では円安のけん制と受け止められました。朝9時頃に1ドル=152円60銭台を付けていたドル円相場は、15時台では152円30銭前後と若干円高にふれましたが、影響は限定的でした。
本日の市場動向
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ランキング
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本日のチャート
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(注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
米国では24日(木)に9月新築住宅販売件数、25日(金)に9月耐久財受注が発表されます。住宅ローン金利低下の影響が住宅販売の増加にどの程度寄与しているかが注目されます。
(野村證券投資情報部 清水 奎花)