(注)画像はイメージです。
本日の動き
連休期間中の米国株市場は、2営業日を通してみると底堅く推移しました。本日の日経平均株価は、前週末比220円高の38,274円で始まりました。日銀の追加利上げ観測を背景に、前週末1,027円安と大きく下げた反動もあり、値がさ株を中心に上昇しました。10時台に前週末比519円高となり、その後は米国大統領選挙の投開票を控えて様子見姿勢が強まり、38,500円を挟み一進一退の動きが続きました。。
本日から日本株市場は取引時間が30分延長され、引け直前の15時25分から15時30分には、売買は成立させずに注文を受け付けて終了時点で注文を突き合わせる、クロージング・オークション制度が導入されました。引け間際の株価変動が注目されていましたが、大きな動きは見られず、終値は前週末比421円高となりました。個別企業では、前週末に発表した好決算が評価された住友電気工業は前週末比10.59%高、TDKは同6.06%高となりました。
本日の市場動向
ランキング
本日のチャート
(注)データは15時45分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
本日、米国では、大統領・上下院議会選挙が行われ、日本時間の6日(水)午前8時から開票が開始されます。選挙結果がすぐに判明しない場合、政治の不透明さは株式市場のボラティリティーを高める可能性があります。
(野村證券投資情報部 清水 奎花)