
(注)画像はイメージです。
本日の動き
19日に、米国で1月FOMCの議事要旨が公表され、FRBが量的引き締めの一時停止または減速を検討していることが明らかになり、米国長期金利は低下しました。一方で、日銀の高田審議委員は19日の講演で、金融政策に関して「一段のギアシフトを進める局面」と発言しています。日銀の追加利上げ前倒しへの警戒感は根強く、本日の国内債券市場で新発10年物国債利回りは1.440%まで上昇しました。また、ウクライナ情勢を巡っては、米国とロシアはウクライナを抜きに停戦交渉を進めるほか、欧州各国は緊急首脳会合を開くも平和維持部隊の派遣で足並みが揃わず、地政学リスクが高まりました。このような中、為替市場では円高米ドル安が進み、15:30時点の米ドル/円は150円14銭となりました。本日の日経平均株価は円高進行とともに下げ幅を広げる展開となり、一時前日比695円安となる場面もありました。13時過ぎに石破首相と植田日銀総裁が会談を行ったことが伝わり、下げ止まる場面はあったものの、円高進行が続く中で戻りは鈍く、終値は前日比486円安の38,678円となりました。
本日の市場動向


ランキング

本日のチャート


(注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
本日、米国でシカゴ連銀のグールズビー総裁やセントルイス連銀のムサレム総裁が講演を行います。その他、週間新規失業保険申請件数の発表もあり、FRBの政策運営に関連するイベントが注目されます。
(野村證券投資情報部 秋山 渉)