(注)画像はイメージです。

海外市場の振り返り

21日の米国株式市場では、主要3指数が揃って下落しました。2月S&PグローバルPMI(速報値)で、サービス業PMIが49.7と1月(52.7)から低下し、約2年ぶりに景況感の境目となる50を下回りました。また、1月中古住宅販売件数が前月比-4.9%と、市場予想以上に悪化した他、2月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)が64.7と前月の71.7から低下しました。軟調な経済指標を受けて、景気減速への懸念が強まり、NYダウは前日比748ドル安と今年最大の下げ幅を記録しました。24日には、NYダウが、前週末の大幅下落の反動もあり、主力銘柄を中心に反発しました。一方、マイクロソフトがデータセンターの拡大路線を減速させているとのアナリストの指摘を受け、AIの演算能力が供給過剰になる可能性が意識されたことで、AI関連など一部ハイテク株が売られました。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日続落しました。

相場の注目点

2月25日のドル円相場は、1ドル=149円台後半で推移しています(7時50分現在)。2月21日15時30分時点の150円40銭台から円高が進行しています。米経済指標が軟調だったことなどから、米国金利が低下したことが一因です。円高進行に加え、トランプ大統領が、3月4日から発動する計画のカナダとメキシコの関税について、「予定通り、スケジュールに沿って進んでいる」と述べたことが24日に報じられており、関税政策への警戒も、本日の日本株式市場の重石となりそうです。

本日のイベント

米国では、今週情報技術や小売企業の2024年11月-2025年1月期決算発表が多数予定されています。本日は、ホーム・デポ、ワークデイ、ズームインフォ・テクノロジーズなどが決算発表を予定しています。

(野村證券 投資情報部 澤田 麻希)

(注)データは日本時間2025年2月25日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。

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