
(注)画像はイメージです。
海外市場の振り返り
25日の米国株式市場で、NYダウは続伸したものの、S&P500指数とナスダック総合指数は下落しました。2月消費者信頼感指数の結果が98.3と、市場予想の102.5や1月の105.3を下回ったことや、大手テクノロジー企業の株価下落が株式市場の重石となりました。
相場の注目点
トランプ政権による関税政策が貿易戦争や米国内のインフレ率上昇につながるとの警戒から上値が重い展開が続いています。足元では、米国で2月のS&PグローバルPMIやミシガン大学消費者態度指数など弱めの経済指標が発表され、個人消費や米国景気の先行きに対する懸念が高まったことに加え、情報技術企業の設備投資の先行きに対する警戒感等が台頭し、株式市場は軟調となりました。しばらくは米国の政策により、株式市場のボラティリティー(変動率)が高まる場面もあると考えられます。しかし、米国と日本では2025年も経済成長が続き、企業業績の拡大基調は続くとみます。基本観としては、株価変動が大きくなる局面があったとしても、株式市場は最終的に、実体経済や企業業績などのファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に沿って推移するとみています。
本日のイベント
本日は米国で半導体大手エヌビディアや、クラウドでCRM(顧客関係管理)を提供するセールスフォース、半導体設計にEDA(電子設計自動化)ツールを提供するシノプシスなど、テクノロジー企業の2024年11月-2025年1月期決算発表があります。
(野村證券 投資情報部 寺田 絢子)


(注)データは日本時間2025年2月26日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。