
(注)画像はイメージです。
海外市場の振り返り
26日の米国株式市場で、NYダウは下落、S&P500指数は横ばい、ナスダック総合指数は小幅高となりました。エヌビディアの決算発表を引け後に控える中、AIインフラへの需要期待が高まり、半導体株が全体をけん引しました。一方、トランプ大統領の関税をめぐる発言が株価を押し下げました。
相場の注目点
米国市場26日引け後に、エヌビディアが2024年11月-2025年1月期の決算を発表しました。売上高、調整後EPSともに市場予想を上回りました。データセンター部門の売上高は前年同期+93%となり、新型のAI半導体「ブラックウェル」が収益拡大に寄与したとみられます。加えて、2025年2-4月期の売上高見通しも市場予想を上回っています。ジェンスン・フアンCEOは、「ブラックウェルの需要は驚異的である」とコメントしています。中国発の新興AI「DeepSeek」が注目を集めて以降、データセンターを中心とするAIインフラへの過剰投資が懸念されていましたが、現時点ではエヌビディアの決算は市場に安心感を与える内容になったとみられます。また、26日の米国市場ではメタ・プラットフォームズが2,000億米ドル以上を投資してAI向けのデータセンターの建設を検討していると報じられたことを受け、半導体株が上昇しています。
本日のイベント
本日は米国でクリーブランド連銀のハマック総裁やフィラデルフィア連銀のハーカー総裁の講演が予定されています。その他、2024年10-12月期実質GDP成長率(改定値)や1月耐久財受注など、米国の経済指標の発表も多く予定されています。
(野村證券 投資情報部 大坂 隼矢)


(注)データは日本時間2025年2月27日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。