
(注)画像はイメージです。
本日の動き
前日の米国株主要3指数は揃って反落し、またトランプ米大統領が「通貨安の国に関税を課す」と発言したことで外国為替市場では円高米ドル安が進行しました。米国株安と円高を受け、本日の日経平均株価は前日比253円安の37,532円で始まり、終日軟調な動きが続きました。外国為替市場では、日中一時148.60円前後と昨日15:30時点の150.30円前後の水準から円高に進行し、円高に連れて株価は下落幅を広げ、一時前日比969円安となる場面もありました。トランプ氏の発言を受け加藤財務相や石破首相が相次いで「通貨安政策をとった事実はない」旨の発言を行うと円高進行は一服、株価も下げ渋り、大引けは前日比454円安の37,331円と反落しました。前日の米国大手半導体株安を受け、値がさの半導体関連株の下落が指数を押し下げた一方、地政学リスクの高まりから欧州の防衛関連株が上昇したことから、この流れが波及した日本でも防衛関連株の一角が上昇しました。三菱重工業の終値は前日比+7.75%、川崎重工業は同+3.71%、IHIは同+11.66%となりました。
本日の市場動向


ランキング

本日のチャート


(注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
日本では、5日(水)に内田日銀副総裁の発言機会が予定されています。足元の円高ドル安の背景には日銀の利上げ継続観測があり、発言内容が市場で材料視される可能性があります。
(野村證券投資情報部 清水 奎花)