
(注)画像はイメージです。
本日の動き
日本時間本日未明、米ラトニック商務長官が、5日にメキシコとカナダに対する関税の軽減に向けた道筋を発表する可能性があると述べました。米国関税政策への不安が和らぐ中で、本日の日経平均株価は前日比14円高の37,345円で始まったものの、トランプ大統領の演説を前に警戒感は根強く、前場では一時前日比で下げに転じる場面もありました。その午前中の演説では「相互関税」を4月2日に導入する方針が改めて示されましたが、名指しでの日本批判はありませんでした。また同時刻ごろ日本銀行の内田副総裁が「日銀の経済・物価の見通しが実現していけば利上げを続ける」との見解を示しました。新発10年債利回りは上昇し(価格は下落)一時1.450%となる一方、外国為替市場では一時1米ドル=150.15円前後と円安が進行しました。米国の極端な政策は軽減されるとの期待から、日本の金利上昇下でも円高とならず、業種別では自動車を含む輸送用機器や、AI・データセンター関連である電線株が含まれる非鉄金属などが上昇し、相場をけん引しました。日経平均株価は一時前日比275円高となったものの上げ幅は縮小し、終値は前日比87円高の37,418円となりました。個別企業では、ファーストリテイリングが4日(水)に発表した2月のユニクロの国内既存店売上高が好感され、終値では前日比+1.70%と上昇し、1銘柄で日経平均株価を70円押し上げました。
本日の市場動向


ランキング

本日のチャート


(注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
本日米国では、2月のISM非製造業指数、2月ADP全米雇用レポートが発表されます。
(野村證券投資情報部 清水 奎花)