(注)画像はイメージです。

本日の動き

寄り前に2月の全国CPI(消費者物価指数)が発表されました。政府による電気・ガス代の補助が1月から再開されたことでエネルギーの伸びが縮小したことから、日銀が注視する生鮮食品を除くコア指数は前月比-0.1%となったものの、前年同月比では+3.0%と市場予想(+2.9%)を上回りました。日銀の早期追加利上げを後押しする内容だったことを受けて、国内長期金利は一時1.530%まで上昇しました。一方で、米国10年債利回りが時間外取引で上昇していることを受けて、米ドル円は149円台半ばまで円安方向に進みました。21日の日経平均株価は、円安進行のほか、20日に米半導体設計企業の買収を発表したソフトバンクグループの上昇などに支えられ、一時上げ幅は前営業日比216円高となりました。しかし、米国金利上昇の背景にトランプ関税によるインフレ再加速に対する根強い警戒感があるとみられ、日経平均株価は38,000円を前に上値は重く、引けにかけて上げ幅を消す展開となり、終値は前営業日比74円安の37,677円となりました。CPIの市場予想上振れを受けて、銀行株が前営業日比4.14%と大幅高となりました。

本日の市場動向

ランキング

本日のチャート

(注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成

今後の注目点

本日、米国でニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演を行います。3月FOMCで発表した政策金利据え置きや米国債償還額の上限減額の背景、米国経済の見通しなどについて説明があるか、注目されます。

(野村證券投資情報部 秋山 渉)

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