本日の株式市場

 本日の日経平均株価は前週末比263円安の27,258円で取引を開始しました。前週末の米国株式市場でハイテク株を中心に下落した流れを引き継ぎました。下げ幅は一時前週末比300円超となる場面もありましたが、売り一巡後は押し目買いなどが入り、下げ渋りを見せました。その後は、米株価指数先物が堅調に推移したことから安心感が広がり、徐々に下げ幅を縮小する展開となりました。

 日経平均株価は、午後に入り上昇に転じ、前週末比66円高の27,588円と、この日の高値圏で取引を終えました。業種別では、鉱業や海運業、銀行業といった景気敏感株の上昇が目立ちました。

 個別では東京エレクトロンやファーストリテイリングといった値嵩株の一角が上昇し、この2銘柄で日経平均株価を約60円押し上げました。

本日発表予定の海外経済指標等

  • ドイツ:1月マークイットPMI(製造業)
      前回:57.4 市場予想:57.3
  • ユーロ圏:1月マークイットPMI(製造業)
      前回:58.0 市場予想:58.2
  • 米国:1月マークイットPMI(製造業)
      前回:57.7 市場予想57.0

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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