本日の株式市場

- 前日の米国株式市場では、政府当局高官による景気支援策への前向きな発言を受けて、主要3指数が揃って値を上げました。
- 日経平均株価は、米国株高を受けて、前日比405円高の30,077円で寄付きました。寄付き後も上げ幅を拡大し、一時同541円高まで値を上げましたが、上値も重く、高値圏で膠着となりました。日経平均株価は、新たな買い材料に乏しく膠着を続け、同496円高の30,168円と3万円台を回復して取引を終えました。
- ファーストリテイリングが、アジアをはじめ世界市場での成長を期待され前日比+2.38%、ソフトバンクグループは、米国株高を受けて米国ハイテク企業への投資を材料視され同+3.83%となり、日経平均株価への寄与度の大きい両銘柄の動きが目立ちました。
- 東証全体では、経済活動の正常化への期待から、景気敏感株の値上がりが目立ちました。なかでも、ゴム製品は前日比+2.67%で、東証33業種別の値上がり率トップでした。

本日発表予定の海外経済指標等
- ユーロ圏 2月 景況感指数
前月:91.5 予想:92.1 - 米国 10-12月期 実質GDP改定値(前期比年率:%)
速報:4.0 予想:4.2 - 米国 1月 コア耐久財受注(前月比:%)
前月:1.1 予想:0.7 - 米国 2/20の週 失業保険新規請求件数(万件)
前月:86.1 予想:82.5
(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成