本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比299円高の26,072円で取引を開始しました。前日の欧州株式市場で、ドイツなど主要国の株価指数は総じて上昇しました。同日の米国市場は休場でしたが、米国株価指数先物は時間外で上昇しており世界的な株高の流れが投資家心理を和らげました。前週末と前日の2営業日で日経平均株価は650円超下落しており、自律反発の動きも加わり次第に上げ幅を広げました。午後に入り、米国株価指数先物が一段高すると東京市場でも幅広い銘柄が一段と上昇しました。なかでも、このところ大きく下げていた半導体関連株の上昇が目立ちました。午後の日経平均株価は、一時前日比647円高の26,418円と直近2営業日の下落分をほぼ埋める局面もありました。引けにかけては上げ幅は縮小しましたが、前日比475円高の26,246円と3営業日ぶりに反発して本日の取引を終了しました。
東京プライム市場では、値上がり1,719銘柄に対して値下がり92銘柄とほぼ全面高でしたが、売買代金概算は2兆6千億円に留まりました。

本日発表予定の海外経済指標等
- 米国:5月中古住宅販売件数(年率、万件)
前月:561 予想:540
(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成