本日の株式市場

 本日の日経平均株価は前週末比62円安の28,220円で取引を開始しました。前週末の米国株式市場でNYダウは続伸したものの、ハイテク関連株が下落し、ナスダック総合指数が下落したことが国内株式市場の重石となりました。寄付き後は徐々に下げ幅を拡大し、下げ幅は一時前週末比200円を超える場面もありました。その後は、アジア株式市場で上海総合指数やハンセン指数が下げ幅を縮小したことから、日経平均株価も下げ渋る展開となりました。後場に入り、新たな材料に乏しい中、日経平均株価は28,150円近辺で横ばいとなり、前週末比120円安の28,162円でこの日の取引を終えました。東証プライム市場の売買代金は2兆5,583億円に留まりました。

 業種別では、空運業とゴム製品、陸運業がわずかに上昇した以外はすべての業種が下落するなど、幅広い銘柄が下落しました。個別では、東京エレクトロンやソフトバンクグループといった値嵩株の一角が下落し、2銘柄で日経平均株価を約32円押し下げました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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