
「ドクター・カッパー」の異名を持つ銅
銅は電線などの電力インフラや家電製品、自動車までさまざまな分野で使われることから、景気の変化を診断する「ドクター・カッパー」という異名を持ちます。足元、銅をはじめとした主要な非鉄金属市況は、中国政府がゼロコロナ政策の規制を概ね撤廃し、景気回復に注力する姿勢を示したため、底離れ的な動きとなっています。仮に今後、銅への需要が増加した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI『xenoBrain』が「銅需要増加」の他シナリオへの波及をもとに、影響が及ぶ可能性がある15社を抽出しました。
ニューストピック:銅需要増加
『xenoBrain』は銅製品を手掛けている企業に加えて、銅価格の上昇にマイナスの影響を受ける企業など15銘柄をリストアップしました。
・住友金属鉱山
・岡谷鋼機
・三井金属鉱業
・三菱マテリアル
・阪和興業
・三井物産
・エクセディ
・デンソー
・アイシン
・トヨタ紡織
・ニフコ
・東海理化電機製作所
・三井ハイテック
・キッツ
・日本冶金工業

(注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。
(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。
(注3)xenoBrainのデータは2023年2月15日時点。時価総額500億円以上の銘柄を掲載している。
(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成