※この記事はFINTOS!2周年特集として「FISCO」による特別寄稿になります

以下は個人投資家「はっしゃん」さん(ブログ:「株ブログ はっしゃんのスロートレード」)が執筆したコメントです。

「はっしゃん」さんの2023年勝負銘柄5選

FOOD & LIFE COMPANIES(3563)

回転寿司最大手。おとり広告や迷惑動画などからイメージが悪化。コストの上昇で業績も低迷中であるが、積極的に海外へ進出するなど売上成長を維持。将来の成長に向けての布石を打っている点は評価できる。株価はピークの半値で反発。目先は厳しい展開も予想されるが、将来性を評価して長期投資狙いで考えたい。同社は、月次情報を公開しており、毎月業績動向チェックすることが可能。

ラクス(3923)

「楽々精算」ブランドの経理精算のクラウドサービスを開発・運営。DXの流れに乗って売上は、30%超の高成長が続いている。中小企業の導入意欲は強く、解約率も低い。株価はDXバブルに乗ったピークの半値以下まで下落。買われすぎの反動であるが、先行投資の優先で利益が減少している面もあり、長期的な成長狙いで面白い。同社は、月次情報を公開しており、毎月業績動向チェックすることが可能。

Sansan(4443)

名刺管理のクラウドサービス大手。こちらもDXで業績は好調で、売上は今期も20%以上増と成長が続き、解約率も低いことが特徴。新たにインボイス制度に対応した請求書管理サービスなどの新規事業も開始し、成長している。成長株らしく、成長投資を優先して利益水準は低めであるが、株価はピーク時の半年程度にあり、成長株の長期投資狙いの仕込みとして妙味がある。

良品計画 (7453)

「無印良品」ブランドでアパレル・雑貨・食品の複合店を全国展開。現在は、コスト上昇の影響で業績、株価とも低迷中だが、500円均一の新業態店の開発し、出店を拡大するなど新しいチャレンジを模索。同分野では、3COIINSが先行しているが、活性化が期待される。海外進出などで売上も高成長を維持しており、業績復活を前提に長期投資狙いの余地がある。同社は、月次情報を公開しており、毎月業績動向チェックすることが可能。

ワークマン (7564)

一時のワークマンブームが沈静化して、株価はピークの半値程度になっているが、売上成長が続いている。現在は、コストが上昇するも低価格にこだわって、値上げを実施せず利益が減少している側面があるが、経営的な裁量余地は十分。新商品を継続して開発・投入し続けており、底値圏での長期投資狙いと考えると悪くない。同社は、月次情報を公開しており、毎月業績動向チェックすることが可能。

執筆者:はっしゃん ブログ:株ブログ はっしゃんのスロートレード

記事出典:FISCO

ご投資にあたっての注意点