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昨日 16:29

【野村の夕解説】日経平均株価1,198円安 AI投資への過熱感拭えず(11/21)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 21日の日経平均株価は、AI関連株の下落を背景に大幅安となり、昨日の上昇分をほぼ打ち消す展開となりました。20日の米国株式市場では、エヌビディアが前日に好決算を発表したものの、AI投資に対する過熱警戒感が広がり反落したことから、日経平均株価もAI半導体関連株を中心に下落しました。日経平均株価は終日軟調に推移し、一時前日比1,333円の48,490円まで下落しました。大引けは前日比1,198円安の48,625円と大幅に反落し、台湾や韓国などのアジア市場も軒並み下落しました。その一方で、TOPIXは前日比でプラス圏に転じる場面もあり、東証プライム市場全体では約8割の銘柄が値上がりするなど堅調な動きとなりました。TOPIXの東証業種分類では33業種中25業種が上昇し、不動産、陸運、建設など内需セクターの上昇が目立ちました。一方、下落セクターのトップは非鉄金属で前日比-8.07%となり、個別銘柄では、アドバンテストが前日比-12.09%、ソフトバンクグループが同-10.89%、東京エレクトロンが同-7.13%の大幅安となり、3銘柄で日経平均株価を1,325円押し下げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 21日米国では、11月S&PグローバルPMI速報値、11月ミシガン大学消費者マインド確報値が発表されます。 (野村證券投資情報部 松田 知紗) ご投資にあたっての注意点

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