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昨日 16:38

【野村の夕解説】エヌビディアの決算発表を前に日経平均165円安(11/19)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 19日の日経平均株価は、米国主要株価指数の下落に加え、為替介入実施への思惑から円高が進んだことが重石となりました。18日の半導体株を中心とした米国株安の流れを引き継ぎ、アドバンテストや東京エレクトロンなどの値がさの半導体関連株が下落したことで、日経平均株価は寄り付き後に前日比467円安の48,235円まで下落しました。しかし、下落一巡後は、前日の大幅安からの自律反発の動きがみられ、前場引け間際には前日比384円高の49,087円まで上昇しました。ただ、11時過ぎに財務省から、日銀の植田総裁と片山財務相、城内経財相が19日夕方に3者会談を行うことが発表されたことを機に、直近の円安進行に対して為替介入が実施されるとの思惑が広がり、米ドル円がやや円高方向に進みました。これを受けて、日経平均株価は後場に入って再び下落に転じました。中国が日本の水産物の輸入を停止したとの報道があり、米国で19日にエヌビディアの決算発表を控えていることもあり、その後の戻りは鈍く、終値は前日比165円安の48,537円となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 19日の米国株式市場引け後に、エヌビディアが2025年8-10月期決算を発表します。20日以降の、半導体関連株を中心とした日本株市場の動向にも大きく影響すると考えられ、注目が集まります。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点

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