特集
506件
-
04/15 09:30
【銘柄ランキング】開業医に買われた個別銘柄は?(2024年1-3月分)
トップ3はNTT、三菱UFJ、トヨタ自動車 2024年の日本株は年始から大きく上昇し、3月には日経平均株価が初めて4万円台に到達しました。この期間には、どのような銘柄が個人投資家によって購入されていたのでしょうか。 今回は、2024年1月1日から2024年3月31日までの期間に、野村證券に口座を持つ開業医によって購入された上位20銘柄をランキング形式でご紹介します。さらに、野村證券の個人投資家口座全体での買い付けランキング(以下、全体ランキング)とも比較してみました。 トップ3は、1位が日本電信電話(9432)、2位が三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、3位がトヨタ自動車(7203)で、全体ランキングと一致しました。 上位20銘柄のうち、全体ランキングと比較して10位以上順位が上振れている銘柄は以下の通りです。8位の日本航空(9201)、9位のソフトバンク(9434)、14位のデンソー(6902)、16位のゆうちょ銀行(7182)、17位のANAホールディングス(9202)、18位の楽天グループ(4755)、20位のL is B(145A)の7銘柄です。情報・通信業や空運の銘柄などが全体ランキングよりも上位にランクインしました。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注)画像はイメージ。(出所)各種資料より野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
-
04/12 12:00
【今週のチャート分析】日経平均株価は25日線まで戻す
※画像はイメージです。 ※2024年4月11日(木)引け後の情報に基づき作成しています。 3月22日高値へ向け戻りを試す展開となるか 今週の日経平均株価は、半導体株を中心に上昇したものの、米国のインフレ高止まりが警戒され、上値の重い展開となりました。 チャート面からこれまでの動きを振り返ってみましょう(図1)。日経平均株価は、3月22日高値(41,087円)形成後に調整となり、4月3日にこれまで下支えとなってきた25日移動平均線(4月11日:39,707円)を割り込み、5日には39,000円を下回りました。ただ、その後は反発し、25日線(同:39,707円)の水準まで値を戻しています。 この先早期に25日線を明確に上抜け、心理的フシの4万円を回復となるか注目されます。4万円回復となれば、3月22日高値(41,087円)へ向けて戻りを試す展開となると考えられます。 一方で25日線に上値を抑えられ再度調整となった場合、下値のメドとして、まずは4月5日安値(38,774円)や、3月12日安値(38,271円)の水準が挙げられます。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)直近値は2024年4月11日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社データより野村證券投資情報部作成 次に長期的な動きを確認してみましょう(図2)。現在は2022年3月安値(24,717円)を起点とする中長期上昇局面を形成中だと考えられます。これまでの上昇倍率は1.65倍となっていますが、前回(③)の上昇倍率である1.9倍を22年3月安値に当てはめると46,962円と試算されます。この先、短期(数週)や中期(数ヶ月)の調整を挟む可能性はあるものの、それら押しをこなしつつ、さらなる上昇となると考えられます。 (注1)直近値は2024年4月11日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(注3)日柄は両端を含む。(出所)日本経済新聞社データより野村證券投資情報部作成 金価格は保ち合いを上放れ、中長期上昇トレンド入りか 金先物価格(COMEX)は今春に大幅上昇となり、4月にかけて史上最高値の更新が続いています。出口の見えないロシア・ウクライナ紛争や、中東情勢の緊迫化など、地政学的リスクの高まりが金価格上昇の一因となっています。 チャート面をみると、今春に重要なフシを上抜けて上昇が加速しました(図3)。2020年8月高値から約3年半にわたり上値抵抗となっていた2000~2100ドル/トロイオンスの水準を明確に突破しており、中長期上昇トレンド入りしたと考えられます。まずは、2020年8月高値から22年11月安値にかけての押し幅の倍返し(2,508ドル/トロイオンス)水準を目指す動きになると考えられます。 前回や前々回における中長期上昇トレンド内の一時的な調整局面をみると、6ヶ月移動平均線から12ヶ月線の間の水準で底入れするケースが多くみられました。仮に、これまでの急騰の反動から今後押しを入れる場合も、それら移動平均線の水準から切り返すことが期待されます。 (注1) 直近値は2024年4月9日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(注3)日柄は両端を含む。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 岩本 竜太郎) 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
-
04/04 19:00
【銘柄ランキング】投資家に買われた「配当利回り3%以上」銘柄は?(2024年1-3月)
トップ3はアステラス、日本製鉄、ホンダ 銀行セクターからは、みずほフィナンシャルグループ(8411)が5位に、三井住友フィナンシャルグループ(8316)が10位に、ゆうちょ銀行(7182)が13位に、あおぞら銀行(8304)が15位にランクインしました。2024年3月18-19日に開催された日本銀行の金融政策決定会合では、マイナス金利政策の解除と長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の撤廃が決定されました。金利上昇による銀行の利ざや改善や収益向上への期待が高まっていますが、短期的には材料出尽くしとの見方もあります。 海運セクターからは、川崎汽船(9107)が7位に、商船三井(9104)が9位に、日本郵船(9101)が14位にランクインしました。2024年3月26日、米国東部メリーランド州のボルティモア港において、コンテナ船の衝突により橋が崩落しました。崩落した橋が撤去されるまで港の利用が制約される見通しですが、おそらく2〜3ヶ月後には事態は正常化すると推察されます。したがって、日本の海運会社の業績に対しては、大きな影響はないと考えられます。 鉄鋼セクターからは、日本製鉄(5401)が2位に、神戸製鋼所(5406)が12位にランクインしました。2024年3月14日、バイデン米大統領は日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収についての公式声明を出しました。現状、USスチールの株価は、日本製鉄による買収価格55ドルを大きく下回っています。米国株式市場では、現状においてUSスチールの買収が成立することに対してはやや懐疑的な見方をしていると言えます。 石油・石炭製品セクターからは、ENEOSホールディングス(5020)が18位に、出光興産(5019)が19位にランクインしました。経済産業省及び国土交通省は2024年3月22日、「秋田県八峰町・能代市沖」で洋上風力発電を担う事業者を決定しました。事業者にはENEOSホールディングスの子会社や東北電力(9506)などから構成される企業連合が選ばれました。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注)画像はイメージ。各種データは2024年4月1日時点。(出所)各種資料より野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
-
04/04 09:30
【#不動産関連】AI抽出15銘柄/飯田G、大和ハウス、京阪HDなど
東京のオフィス賃貸市場は好調 東京のオフィス賃貸市場では、需給バランスの改善が続いています。足もとで空室率は低下傾向にあり、今後の賃料上昇に対する期待が高まってくる可能性があります。賃料上昇は、金利上昇による業績への悪影響を相殺する効果を持ちます。仮に今後も不動産市況の好調が継続した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI「xenoBrain」は、「不動産市況好調」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。 ※ xenoBrain 業績シナリオの読み方 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。(注3)母集団はTOPIX500採用銘柄。xenoBrainのデータは2024年4月1日時点。(注4)画像はイメージ。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
-
04/03 19:00
【週間ランキング】最も閲覧数が多かった個別銘柄は?トップ10を紹介(4/4)
株式分割を実施した三菱重工やJR東がランクイン 小林製薬(4967)が1位にランクインしました。2024年3月22日、同社は紅麹(こうじ)原料を使用した同社製造のサプリメントを摂取した消費者に健康被害が生じたことを受け、同製品などの自主回収を発表しました。 2024年4月1日付で株式分割を実施した銘柄が複数ランクインしています。2位の三菱重工業(7011)は1株を10株に、10位の東日本旅客鉄道(9020)は1株を3株にそれぞれ分割しています。 日本航空(9201)が4位にランクインしました。2024年3月21日、同社は2024.3期の会社計画を上方修正する事を発表しました。これは羽田空港での衝突事故に起因する保険金が期中に受け取れることになったためで、本業のもうけを示すEBIT(利払い・税引き前利益)計画が1,300億円から1,400億円に増額されました。 INPEX(1605)が9位にランクインしました。2024年3月29日、同社株は昨年来高値を更新しました。2024年初めから原油価格が上昇基調であることなどが同社株の追い風となっています。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注)画像はイメージ。各種データは2024年4月3日時点。(出所)各種資料より野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
-
04/02 09:30
【#ホテル】AI抽出15銘柄/リログループ、東急、京阪HDなど
2024年2月の国内宿泊者数は、2月では過去最高を更新 観光庁の発表によれば、2024年2月に国内のホテルや旅館などに宿泊した人の数は約4,815万人にのぼり、2月としての過去最高を更新しました。仮に今後もホテルへの需要が増加した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI「xenoBrain」は、「ホテル需要増加」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。 ※ xenoBrain 業績シナリオの読み方 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。(注3)母集団はTOPIX500採用銘柄。xenoBrainのデータは2024年3月29日時点。(注4)画像はイメージ。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
-
03/29 12:00
【今週のチャート分析】日経平均は、41,000円台乗せ後に押しを入れる(3/29)
※2024年3月28日(木)引け後の情報に基づき作成しています。 1月以降の上昇期間は3ヶ月に 今週の日経平均株価は、前週の大幅上昇の反動や、配当権利落ちなども影響し、上値の重い展開となりました。 チャート面からこれまでの動きを振り返ってみましょう(図1)。日経平均株価は、3月19日の日銀によるマイナス金利解除を大きな波乱なく乗り越えて4万円の大台を回復し、さらに20日の米FOMC後の米国株高を受けて、22日には一時41,087円まで上昇しました。 その後は上値の重い動きとなっていますが、22日高値を上回ってくれば、3月7日から12日にかけての押し幅の倍返し水準(42,673円)が次の上値メドとして挙げられます。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)直近値は2024年3月28日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。 (出所)日本経済新聞社データより野村證券投資情報部作成 一方で、1月に入ってからの大幅上昇の期間は約3ヶ月となるなど日柄が経過しています(図2)。この先一旦押しを入れる場合、これまで下支えとなってきた上向きの25日線(3月28日:39,628円)が次も下支えとなるか注目されます。仮に同線を下放れた場合は、3月12日安値(38,271円)がさらなる下値メドとして挙げられます(図1)。 (注1)直近値は2024年3月28日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(注3)日柄は両端を含む。(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成 次に長期的な動きを確認してみましょう(図3)。現在は2022年3月安値(24,717円)を起点とする中長期上昇局面を形成中だと考えられます。これまでの上昇倍率は1.65倍となっていますが、これは過去の長期上昇局面(①~③:1.6倍~2.6倍)のうち、最も低い上昇倍率(②:1.6倍)をやや超えた動きに留まっています。 前回(③)の上昇倍率である1.9倍を2022年3月安値に当てはめると46,962円と試算されます。この先、短期や中期の調整を挟む可能性はあるものの、それら押しをこなしつつ、さらなる上昇となると考えられます。 (注1)直近値は2024年3月28日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(注3)日柄は両端を含む。(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成 東証REITは3月に急反発、中長期下落相場を脱するか 日銀は、3月19日にマイナス金利の解除やJ-REITの新規買入終了等を決定しました。概ね事前報道通りの内容となり、注目イベントを無難に通過したこと等から、東証REIT指数は大幅上昇となりました。 まずはこれまでの大きな流れについて、月足チャートからみてみましょう(図4)。東証REIT指数は、2021年7月高値(2186.18pt)から今年3月安値(1667.87pt)にかけて、中長期的な下落トレンドを形成しています。同下落局面の調整期間は33ヶ月(両端を含む)となりました。 これまでの主要な下落局面の中で最長となった2016年4月から2017年11月までの20ヶ月を大幅に上回っており、日柄面から見て十分な調整となっていると言えます。 (注1)直近値は2024年3月26日。 (注2)トレンドラインには主観が含まれておりますのでご留意ください。 (注3)日柄は両端を含む。(出所)東京証券取引所より野村證券投資情報部作成 次に週足チャートをみてみましょう(図5)。今年3月安値形成後に大幅上昇となっていますが、3月27日時点では、これらの上昇は依然として中長期下落トレンド内の反発に留まっています。 (注1)直近値は2024年3月26日。天底の数値は日次終値ベース。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)東京証券取引所より野村證券投資情報部作成 ただ、3月の大幅上昇は、前述の通り、日柄調整が十分と考えられる中での反発です。この先、2021年7月以降の下降トレンドライン(1,850pt前後)を上放れとなれば、新たな中長期上昇トレンドへ移行する可能性が高まったと捉えられます。 (投資情報部 岩本 竜太郎) ※画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
-
03/27 19:00
【週間ランキング】最も閲覧数が多かった個別銘柄は?トップ10を紹介(3/27)
(注)画像はイメージ。 トップ3はトヨタ、三菱UFJ、NTT 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が2位にランクインしました。2024年3月18-19日に開催された日本銀行の金融政策決定会合では、マイナス金利政策の解除などが決定されました。野村金融チームでは、銀行株は材料出尽くしとの見方から一旦は短期的に株価調整局面に入る可能性が高いとしています。 日本電信電話(NTT、9432)が3位にランクインしました。2024年3月25日、NTTは生成AIの基盤となる独自開発の大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi(つづみ)」のサービス提供を同日開始したと発表しました。既に500社以上がこのサービスの導入を検討しているとのことです。また、同サービスについて2027年度に1,000億円の売上を目指しているとしました。 三菱商事(8058)が5位にランクインしました。2024年3月18日、三菱商事と日産自動車(7201)は、次世代モビリティサービスとEV(電気自動車)を活用したエネルギー関連サービスの新たな共同事業の検討を進めると発表しました。 日産自動車が8位にランクインしました。2024年3月25日、日産は3ヶ年の中期経営計画「The Arc」を発表しました。同計画では、2027.3期までに2024.3期比で100万台の販売増と、営業利益率6%以上を目指すとしました。さらに、同期までに16種類のEVを含む30車種の新型車を投入する方針も示されました。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) ご投資にあたっての注意点
-
03/26 19:00
【野村の動画】投資家に買われた「配当利回り3%以上」銘柄は?トップ20を紹介(2023年12月-2024年2月分)
2023年12月1日~2024年2月29日の期間で、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄の中から、今期予想配当利回りが2024年3月6日時点で3%以上だった銘柄を抽出しました。約定件数順に上位20銘柄を紹介いたします。 ご投資にあたっての注意点