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昨日 16:29

【野村の夕解説】値がさ株の下落が日経平均株価を押し下げる 666円安(10/23)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 23日の日本株市場では、一部の値がさ株の下落が日経平均株価を押し下げました。22日の米国株市場でハイテク株を中心に下落した流れを引き継いで、23日の日本株市場では、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンといった値がさのAI、半導体関連株が寄り付きから急落しました。日経平均株価は前日比-441円安の48,866円で寄り付いたものの、一時下げ幅は同908円安まで拡大しました。円安進行を背景にやや下げ幅を縮小する場面もあったものの、目立った経済指標の発表が無く、材料不足の中で戻りは鈍く、前日比666円安の48,641円で取引を終えました。前述の3銘柄で日経平均株価を495円押し下げました。一方で、プライム市場の値上がり銘柄は全体の6割を占め、TOPIXは前日比-0.39%と、日経平均株価と比較して相対的に小幅安にとどまりました。業種別では、原油価格の上昇を受けて鉱業株や石油株が上昇したほか、米中対立激化への懸念から、不動産やパルプ・紙セクターといった内需系セクターが堅調でした。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 23日、米国では9月中古住宅販売件数が発表されます。また、企業の決算発表も相次ぎます。フォード・モーター、インテル、T-モバイルUSなどが決算を発表する予定です。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点

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