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昨日 16:39

【野村の夕解説】日経、TOPIXともに最高値更新 企業業績の改善期待 (8/12)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 対日関税の上乗せ是正に向けた最終調整や、米中関税交渉が進展したことなどにより、米国の関税政策に対する懸念が後退し日米の企業業績への期待が高まりました。これらを受けて12日の日経平均株価は前営業日比277円高の42,098円で始まり、終日上昇基調が続きました。外国為替市場では前営業日の15:30時点の1米ドル=147.30円前後から、一時148.40円前後となりました。円安進行に加え、底堅い企業業績なども好感され、幅広い業種や銘柄が上昇しました。後場に入ると日経平均株価は、前営業日比1,179円高の42,999円まで上昇する場面もありましたが、心理的節目となる43,000円台に近付くと短期的な過熱感が強まり、また引けにかけては本日夜発表の米7月CPI(消費者物価指数)の結果を見極めようとする動きもみられました。日経平均株価の終値は前営業日比897円高の42,718円、TOPIXは同42ポイント高の3,066ポイントとなり、いずれもザラ場ベースの史上最高値を更新しました。個別株では、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、ファーストリテイリングの3銘柄で日経平均株価を523円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日米国で7月のCPI(消費者物価指数)が発表されます。インフレ率が加速する場合、FRBの利下げ開始が遠のくとの見方が市場に広がる可能性があります。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

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