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4分前

【野村の朝解説】米主要3株価指数は最高値更新(9/19)

(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 18日の米国株式市場で、主要3指数は上昇し史上最高値を更新しました。また、中小型株指数のラッセル2000も2021年11月以来の最高値更新となりました。先週分の新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が市場予想を上回ったことで、景気悪化に対する警戒感が和らぎました。また、17日に発表された9月FOMCでの利下げ再開などの内容が再評価されたことや、半導体大手エヌビディアが同業のインテルに出資すると発表し両社の株価が上昇したことも株式市場にプラスに寄与したと考えられます。景気への懸念後退から米10年国債利回りは上昇し、ドル円はドル高・円安となりました。 相場の注目点 来週は、FRB高官の発言が注目されます。9月FOMCでは6会合ぶりの利下げが決定されました。FOMC参加者による経済見通しでは、失業率見通しは6月FOMC時点の見通しから26年と27年が下方修正され、インフレ率見通しは26年が上方修正されました。また、政策金利見通しは25年末、26年末、27年末がそれぞれ0.25%ポイントずつ下方修正されました。より楽観的な経済見通しにもかかわらず、より大幅な利下げ見通しへの変更となった点についてのFRB高官の解説が期待されます。 来週の米国の経済指標では、雇用とともにやや軟調な住宅関連が注目されます。 24日に8月住宅建設許可件数および8月新築住宅販売件数、25日に8月中古住宅販売件数が発表されます。 (野村證券 投資情報部 竹綱 宏行) 注)データは日本時間2025年9月19日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ご投資にあたっての注意点

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