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昨日 16:25

【野村の夕解説】日経平均は安値引け 円高進行とハイテク株安が重石(11/4)

Microsoft Teams (注)画像はイメージです。 本日の動き 4日の日経平均株価は、AI関連株を中心に利益確定の動きがみられ反落となりました。日経平均株価は、寄り付きは小幅反落で始まり、その後は前営業日までの決算内容を好感した主力株の一角が上昇し、一時前日比225円上昇し52,636円と最高値を更新する局面もありました。一方、日経平均株価は前週までに急上昇したことや、その他のアジア市場が軟調な動きだったことなどを受け、上昇をけん引してきた値がさのAI関連株の一角が下落し上値の重い展開となりました。また外国為替市場では、片山さつき財務相が円安水準が続く為替相場に改めて警戒感を示したと伝わり、前営業日15:30時点で1米ドル=154.17円だった水準が、一時1米ドル=153.56円となりました。円高進行を受け日経平均株価は引けにかけ下げ幅を更に拡大させ、終値は前日比914円安の51,497円と、安値引けとなりました。個別株では、ソフトバンクグループが前日比-7.03%、アドバンテストが同-5.85%となり、2銘柄で日経平均株価を約749円押し下げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国では本日、9月雇用動態調査(JOLTS)が発表されます。12月の追加利下げへの意見が割れる中、労働市場の動向を確認するうえで注目が集まります。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

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