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08:04

【野村の朝解説】26年初のS&P500は5営業日ぶりに上昇(1/5)

(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 2026年入り後初めての取引が行われた2日の米国株式市場では、S&P500、NYダウともに5営業日ぶりに上昇しました。S&P500を構成する11業種のうち8業種で株価が上昇した一方、大手ハイテク関連銘柄は下落が目立ち、ナスダック総合は2025年末比小幅安で引けました。米国債市場では長期債を中心に金利が上昇し、為替市場では米ドルが主要通貨に対して全面高となりました。対円では複数回にわたって157円越えをトライした後、156円台後半で引けています。 相場の注目点 トランプ大統領は1月3日朝(米国東部時間)、米国がベネズエラに対して空爆を実施し、マドゥロ大統領夫妻を米国へ移送したことを明らかにしました。市場では短期的にリスクオフ材料とみなされ、株安・債券高につながる可能性があります。ただし、米国への直接攻撃に発展するなど事態がさらに悪化する見込みは薄いため、影響は短期間で収束する可能性が高いと考えられます。 2026年の米国では、FRB議長の交代や中間選挙など、注目度の高いイベントが控えています。パウエルFRB議長の後任候補は新年早々にも公表されるとみられ、早ければ1月末で任期が切れるミラン理事の後任として3月のFOMCに参加する可能性があります。このため、26年前半は利下げ観測が高まり、米株高・米ドル安につながる可能性があります。一方、中間選挙はむしろ相場の重石となる恐れがあります。背景として、トランプ大統領の支持率低下が挙げられます。過去の経験則として、支持率低下に直面した為政者は、国外などに共通の『敵』を作り出し、支持率回復を図る等の傾向があります。一方、26年前半の米国経済は大型減税を含む財政拡張策の効果もあり、堅調に推移することが予想されます。 (野村證券 投資情報部 尾畑 秀一) 注)データは日本時間2026年1月5日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ご投資にあたっての注意点

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