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16:37

【野村の夕解説】日経平均株価130円高 高市政権発足により最高値更新(10/21)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は、首相指名選挙を控え新政権への期待から株価は上昇し、その後に高市首相が指名され材料出尽くしで上昇幅を切り下げたものの連日で史上最高値を更新しました。20日に米中摩擦懸念の後退で上昇した米国株式市場の流れを受けて、前日比で上昇して寄り付きました。さらに昨晩、自民党と日本維新の会の連立政権樹立が合意したことで、本日午後に控えていた首相指名選挙で高市自民総裁が首相となる見込みが強まり、積極財政と金融緩和の期待が高まり株価の上昇要因となりました。後場に入ると、日経平均株価の50,000円の節目が意識され上昇幅を縮めました。また、首相指名選挙で高市自民総裁が首相に指名されると材料出尽くしとみられる動きが出て上昇幅を縮め、一時前日比マイナス圏まで調整しました。最終的に、日経平均株価は前日比130円高の49,316円で引けました。個別では、アップルの「iPhone 17」の販売好調との一部報道を受け、TDKが前日比+2.71%と上昇しました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 首相に指名された高市氏は、本日中に組閣を行い24日に所信表明演説を行う予定です。積極財政と金融緩和に対する姿勢に注目です。また22日には、寄り前に日本の9月貿易統計が発表される予定です。 (野村證券投資情報部 笠原 光) ご投資にあたっての注意点

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