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11/18 19:00
【野村の動画】新NISAの影響-来年初から高配当銘柄に資金が集まる可能性
新NISA(少額投資非課税制度)の開始当初(2024年1月~)の日本株への影響を整理します。野村證券では、高配当利回り銘柄に資金が集まる可能性があると見ます。 要約編集元アナリストレポート「日本株ストラテジー– 新NISA・個人投資家動向の3つの注目点 (2023年10月13日配信)」(プレミアムプラン限定) 要約編集元アナリストレポートについて ご投資にあたっての注意点
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11/18 13:00
【市場展望】ドル円ピークアウト期待は時期尚早か?
日銀はYCC を再修正も円安継続 ドル円相場は10月の日銀金融政策決定会合後、一時年初来高値となる151円70銭台まで上昇した。日銀は長期金利の1%上限を厳格な上限から目途へと変更し、長期金利上昇を許容することを決定した。7月会合に続きイールドカーブコントロール(YCC、長短金利操作)政策の修正に踏み切ったが、円高インパクトは限定的に留まったと言える。事前報道で1.5%程度まで長期金利上限が引き上げられる可能性も報じられていたため、あくまでも想定の範囲内の修正に留まったとの見方だろう。 もっとも、ドル円は昨年高値である151円94銭を突破することはなかった。①本邦当局による円買い介入への警戒感、②米金利ピークアウト期待、が高まったことがドル円の上値を抑えていよう。 ドル円の年初来高値更新を受け、11月1日には神田財務官が円安について、「(要因で)一番大きいのは投機」「ファンダメンタルズと合っていない」とした上で、為替介入についてスタンバイと明言した。神田財務官は2022年9月22日の介入直前にも、「(為替介入などの対応は)スタンバイの状態だ」と発言していた。実弾介入発動が近いことを意識させる、かなり強い口先介入と言えよう。 日銀会合後の円安のスピードの速さに加え、米日金利差が全体的に縮小する中で円安ドル高が加速したことで、ファンダメンタルズに反した投機的な動きと当局が見なしやすくなっている可能性がある。152円超での円買い介入の可能性に注意が必要だろう。海外勢の間でも介入への警戒感が高まった印象であり、当面のドル円の上値を試す機運低下につながりそうだ。 高まる米金利ピークアウト期待 11月FOMC(米連邦公開市場委員会)は大方の予想通り政策金利が据え置かれたが、声明文では金融状況の引き締まりが経済活動や雇用、インフレに影響を及ぼす公算との言及が見られた。FRB(米連邦準備制度理事会)が長期金利上昇の影響を警戒している姿勢が改めて示されたと言える。パウエル議長は追加利上げの可能性を排除していないが、12月利上げの確度は低下していよう。 FRBは依然としてデータ次第の姿勢でもあり、米指標次第で金利上昇圧力が再燃する可能性は否定できないが、11月第1週に公表された米指標は利上げ休止や早期利下げ開始への期待を高める内容となった。雇用統計では労働市場の過熱感後退が示唆される。ISM(全米供給管理協会)指数は製造業、サービス業ともに市場予想以上に低下しており、7~9月期に見られた米経済の再加速が一時的に留まる可能性が高いことも再確認されている。 FRBが追加利上げに慎重姿勢を見せ、米指標にも弱さが見え始めたことで、米金利はピークアウトの公算が高まった。介入警戒感の高まりもあり、ドル円の上値は重くなりそうだが、明確な円高ドル安トレンドに入ったと判断するのは時期尚早だろう。 雇用統計などの米指標下振れ後の米株反発に見られるように、市場では米景気軟着陸期待が依然として優勢と見られる。米景気楽観論が維持される中での株高や為替市場の予想変動率低下は金利差収入目的での円売り需要を維持、クロス円での円安圧力がドル円にも下支え要因となり得る。 FOMC及び米雇用統計後の米長期金利急低下や株価急反発による金融環境の再緩和を受けて、FRB高官発言のタカ派色(金融引き締め重視姿勢)が再び強まる可能性にも注意が必要だろう。また、口先介入レベルの強化により、150円超でのドル円の上値を試す機運は低下の公算が大きくなったとはいえ、ドル円相場を押し下げることには必ずしもつながらない。日銀発の本格的な円高圧力の高まりについても、マイナス金利解除やその後の利上げ期待の高まりが必要となると見られる。 24年1~3月期に向けては円高圧力がより本格化する可能性が高いと見ているが、目先は150円近い水準でのドル円の高止まりが続きやすい。本格的な円高転換のタイミングを占う上で、米国を中心に世界の主要指標が一段の弱さを見せるか、日銀がより本格的な政策修正に向けた動きを早めるか、に注目したい。 (野村證券市場戦略リサーチ部 後藤 祐二朗) ※野村週報 2023年11月13日号「焦点」より ※掲載している画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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11/18 08:00
【マーケット解説動画】日経平均、年初来高値に接近(11月17日引け後収録)
テクニカル展望(11月17日引け後収録) 今週の「テクニカル展望」動画では、弊社の岩本ストラテジストが 、チャート分析の観点から、今後の展望や注目点について15分ほどで解説しています。今後の投資の参考にご覧ください。 今週の収録内容 「日経平均、年初来高値に接近」 1.1週間の振り返り2.米国10年債利回り:日足・週足3.日経平均株価:日足4. NYダウ:日足・週足5. 来週の注目イベント (解説)野村證券投資情報部ストラテジスト 岩本 竜太郎 ※動画の終盤に言及している、「アンケート」については、FINTOS!ではご回答いただけません。ご了承ください。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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11/18 07:00
【来週の予定】米年末商戦の幕開けを告げるブラックフライデー
来週の注目点:米国11月FOMC議事要旨、年末商戦の行方 米国の11月FOMC(米連邦公開市場委員会)では、今回の利上げ局面では初めて2会合連続で政策金利が据え置かれ、市場の追加利上げ観測は大幅に後退しました。続いて発表された10月のコアCPI(消費者物価除く食品・エネルギー)が市場予想を下回ったことから、追加利上げ期待はほぼ消滅、長期金利の低下を好感して株価が反発しました。 米国では今週末に感謝祭休暇を控え、年末ムードが一気に高まると同時に年末商戦が本格化します。市場ではコロナ禍で積み上がった過剰貯蓄の取り崩しから消費減速観測が高まっていることから、今週末からクリスマス休暇にかけて各社から公表される年末商戦絡みのリアルタイム情報が注目を集めると予想されます。 米国の金融政策面では、21日(火)発表の11月FOMC議事録が注目されます。長期金利上昇による利上げ代替効果が真剣に議論されていた場合、足元の長期金利低下がむしろ追加利上げ、あるいは政策金利高止まり観測を再燃させる可能性があります。 ユーロ圏でも23日(木)に10月ECB金融政策理事会の議事録が発表されます。米国ほどサプライズの可能性は高くないものの、追加利上げの是非を巡る議論が注目されます。 経済指標では欧州では23日(木)、日本と米国では24日(金)に11月のPMI速報が発表されます。ここにきてユーロ圏や日本だけではなく、米国でも事前の想定を下振れ、景気減速を示唆する指標が増えています。特に米国のサービス指数が景気判断の分岐点である50ポイントを割り込むようなことがあれば、市場の米国景気減速、早期利下げ観測が一段と強まることが予想されます。 (野村證券投資情報部 尾畑 秀一) (注)イベントは全てを網羅しているわけではない。◆は政治・政策関連、□は経済指標、●はその他イベント(カッコ内は日本時間)。休場・短縮取引は主要な取引所のみ掲載。各種イベントおよび経済指標の市場予想(ブルームバーグ集計に基づく中央値)は2023年11月17日時点の情報に基づくものであり、今後変更される可能性もあるためご留意ください。(出所)各種資料・報道、ブルームバーグ等より野村證券投資情報部作成 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら 業種分類、Nomura21 Globalについて ご投資にあたっての注意点
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11/17 19:00
【銘柄ランキング】決算発表シーズンで個人投資家に買われた銘柄は?トップ10を紹介
決算好調な自動車メーカーが多くランクイン 日本企業の決算発表が一巡しました。決算発表が集中したこの期間に、どのような銘柄が購入されたのでしょうか。主要企業の決算発表が本格化し始めた2023年10月23日から、決算発表がほぼ出そろった2023年11月14日までの間に、野村證券の個人口座で購入された銘柄を見てみましょう。 1位には三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)がランクインしました。この期間に米10年国債利回りは一時4.9%から4.5%へと大きく下落しました。金利の低下に伴い、銀行株はバリュエーション要因などから株価が低迷しました。株価の下落を受けて、逆張りを好む個人投資家による押し目買いが行われた可能性があります。 自動車メーカーがトップ10に複数ランクインしました。トヨタ自動車(7203)は4位、本田技研工業(7267)は5位、日産自動車(7201)は9位となっています。2023年4-9月期決算では、自動車関連企業の業績の堅調さが際立ちました。円安の恩恵や米国市場の好調な消費により、多くの企業が業績予想を上方修正しています。特にトヨタは市場予想を大きく上回る好決算を発表して、決算発表後の株価が急上昇し、株式市場の注目を集めました。 医薬品メーカーからは、アステラス製薬(4503)が6位、武田薬品工業(4502)が7位にランクインしました。集計期間中の両銘柄の株価は低迷し、年初来安値を更新しています。武田薬品は、決算で開発中の治療薬に関する減損損失を計上したことなどが嫌気され、決算発表後に株価が急落しました。 (FINTOS!編集部) (注1)画像はイメージ。(注2)各種データは2023年11月15日時点。 ご投資にあたっての注意点
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11/17 16:25
【イブニングFINTOS!】日経平均株価、安く始まるも材料難の中、反発(11/17)
本日の株式市場 本日の日経平均株価は、前日比79円安の33,344円で取引を開始しました。前日の米国株式市場でNYダウが下落したことが嫌気されました。寄付き後に下げ幅を一時前日比160円安まで拡大させる場面もありましたが、ナスダック総合指数とS&P500指数が上昇していたことが見直され、その後は下げ渋り、前日終値付近でもみ合いとなりました。午後に入ると新たな材料がない中、やや水準を切り上げ高値圏でもみ合いとなりました。引けにかけて上げ幅を拡大し、前日比160円高の33,585円と、この日のほぼ高値で取引を終えました。 個別では信越化学工業が前日比+2.06%となり、連日で高値を更新し、日経平均株価を約17円押し上げました。また、パナソニックホールディングスが前日比+5.49%となり、日経平均採用銘柄の中で上昇率首位となりました。傘下の車載部品会社の一部株式を売却すると発表したことが好感されました。 本日発表予定の海外経済指標等 【米国】・10月 住宅着工件数(万件) 前月:135.8 予想: 134.5 ・10月 住宅着工許可件数(万件) 前月:147.3 予想: 145.0 (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※掲載している画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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11/17 12:00
【今週のチャート分析】日経平均は中段保ち合い上限に接近、突破となるか注目(11/17)
※2023年11月16日(木)引け後の情報に基づき作成しています。 保ち合い突破となれば35,000円が次の上値メド 今週の日本株は、米国長期金利が低下したことなどを好感し、グロース株を中心に上昇しました。 日経平均株価のこれまでの動きを振り返ってみましょう。日経平均株価は、10月30日安値(30,538円)形成後に大幅上昇となりました(図1)。 11月6日に①10月に上値抵抗となってきた75日移動平均線(11月16日:32,166円)を上抜けたことに加え、②10月13日高値(32,533円)を超え10月4日・30日安値でのダブルボトムが完成となったことから、本格的な上昇トレンド入りとなってきたと捉えられます。 15日には今年最大の上昇幅(前日比)で33,500円台にのせており、この先、急騰の反動をこなしつつ、まずは中段保ち合い上限である9月15日高値(33,634円)や、6月19日高値(33,772円)の突破へ向けた動きとなると考えられます。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)直近値は2023年11月16日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成 また今回の中段保ち合い上限への接近は、下落率や調整期間の点で2020年6月~10月末の中段保ち合い時と比較して調整十分となった後の上限接近です(図2)。上限突破となる可能性も十分考えられ、次の上値メドとして心理的フシの35,000円の水準が挙げられます。 (注1)直近値は2023年11月16日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成 一方で、上昇一巡後に押しを入れる動きとなった場合は、11月6日上抜け後に下値支持線として機能した75日移動平均線(11月16日:32,166円)や、上向きに転じた25日線(同:31,914円)が下支えとなると期待されます(前述:図1)。 米国長期金利低下、5%で天井形成の確度高まる 米国で長期金利が低下しています。米FRBが2022年3月利上げ開始以降初めて2会合連続で利上げを見送り、その後10月の消費者物価指数が市場予想を下回ったことを受けて、10月に一時5%にのせた米国10年債利回りは4.5%を下回る水準まで低下しました(図3)。 では米国10年債利回りは10月ピークの5%の水準で天井をつけたのでしょうか。チャート面でみると当面の天井をつけた可能性が高いと考えられます。まず、2020年3月ボトムから今年10月ピークまでの上昇期間は、これまでの中長期的な金利上昇期間を大幅に上回っており、その点からいつ天井形成してもおかしくない状況にあったと捉えられます。その中、11月の利回り低下によって、これまで下支えとなってきた今年7月以降の上昇トレンドラインを割り込みました。今年4月以降の上昇局面が終了し、10月ピークで当面の天井を付けた可能性が高まったと考えられます。 (注1)直近値は2023年11月14日。 (注2)トレンドラインには主観が含まれておりますのでご留意ください。 (出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 一方で、2020年ボトム形成後の中長期上昇局面では数ヶ月単位の利回り低下の動きはみられましたが、12ヶ月移動平均線前後の水準から切り返してきました。先行き、12ヶ月線(11月13日:3.973%)を下放れとなれば、年単位の利回り低下トレンド入りした可能性が高まったと捉えられます。 (投資情報部 岩本 竜太郎) ※画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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11/17 09:30
【チャート分析】ニデック、13週線からの乖離が進む(11/17)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2023年10月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2023年10月に新規登録された銘柄第5位のニデック(6594)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 この先底入れに向けた動きとなるか注目 当社はモータの開発・製造における世界の代表的な企業です。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、2021年2月以降下落基調が続いており、10月下旬には大陰線を引く展開となりました。 この大幅下落により13週移動平均線からの乖離が進みました(11月2日時点 :-18.90%)。この先まずは13週線(同:6,992円)に向けて底入れの動きとなるか注目されます。 5,000円前後の水準にフシ集まる (図2)ただ、主要移動平均線は総じて下向きとなっています。 この先軟調な展開が続く場合は、2023年8月以降の緩やかな下降トレンド下限や2020年3月安値(4,837.5円)などのフシが集まる5,000円前後の水準が、まずは下値メドとして挙げられます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2023年11月2日。 図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ・【チャート分析】トヨタ、3,000円の大台乗せが視野に(11/16) ・【チャート分析】三菱UFJ、1,400円台を目指す展開へ(11/15) ・【チャート分析】JT、2016年以降の2/3戻しを目指す動きに(11/14) ・【チャート分析】NTT、主要移動平均線は上向き(11/13) ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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11/17 08:28
【モーニングFINTOS!】米国株横ばい圏 米金利低下が下支え (11/17)
海外市場の振り返り 16日の米国株式市場では、NYダウが下落した一方、S&P500指数やナスダック総合指数は小幅ながら上昇しました。この日発表された新規失業保険申請件数や10月鉱工業生産などの軟調な経済統計の結果を受け、米国10年債利回りは一時、4.43%へ低下しました。前日引け後や寄り前に発表された企業決算が市場の期待に応えられなかったことが主要株価指数の重石となりましたが、金利の低下が下支えする展開となりました。 相場の注目点 14日に発表された米国の10月コアCPI(消費者物価除く食品・エネルギー)が市場予想を下回ったことを受け、市場ではFRBによる追加利上げ期待はほぼ消滅しています。これを受けた米長期金利の低下が、足元の米国株高の要因となっています。米長期金利の動向に注目が集まる中、来週21日には11月FOMC議事録が発表されます。議事録において、米長期金利上昇を通じた利上げ効果が議論されていたことが明らかとなった際には、足元の長期金利低下がむしろ追加利上げ、あるいは政策金利高止まり観測を再燃させる可能性があるため、注意が必要です。 本日のイベント 米長期金利の動向を占ううえでは、経済指標が重要な要素となります。本日は、米国の10月住宅着工件数が発表されます。国内では、損保大手の決算発表が予定されています。本日の決算発表で、概ね2023年7-9月期の決算発表シーズンは終了となります。 (投資情報部 大坂 隼矢) (注)データは日本時間2023年11月17日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【銘柄ランキング】NISA口座で買われた個別銘柄は?トップ20を紹介(2023年10月分) 【銘柄ランキング】NISA口【野村の投資判断】Q2決算で増益に転じた銘柄は高パフォーマンス? ご投資にあたっての注意点