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2022/06/19 14:00
長期分散投資で安定した資産運用を目指す(注目テーマ)
将来に亘り安定的な収益を得るには、長期分散投資が効果的だと言われている。 長期投資は、投資の期間を長くして運用成績が良い年と悪い年をならすことで1年あたりの収益率を安定させる。また、運用益がさらに運用されて増える「複利効果」も長期間になるほど大きくなる。分散投資は、投資のタイミングや投資する国・資産などを分散することで、リスクを軽減させる。例えば、値上り益重視の株式と利回り重視の債券を組み合わせるなどで、ある資産が値下がりした場合に他の資産でカバーする効果が期待出来る。 長期分散投資で資産を拡大している例としてGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)に注目したい。GPIFは現役世代から集めた年金保険料のうち年金の支払いなどに充てられなかったものを年金積立金として管理・運用する公的機関である。運用する際に基本となる資産構成割合は、2013年6月までは国内資産が8割近くを占めていたが、段階的に外国資産の割合を増やし、20年4月からは国内外の株式・債券の4資産を25%ずつ組み入れている。 年度別の収益率をみると、IT バブル崩壊やリーマンショックなどでマイナスになった年がある一方で、新型コロナウイルスの影響から市場の回復が鮮明になった20年度は+25%を超えるなど、1年単位で見ると収益率のブレ幅は大きい。しかし累積収益額は増加傾向にあり、2001年度から20年度までの累積収益額は約95.3兆円、各年度の収益率を幾何平均すると+3.61%になる。長期間投資をする事で収益がマイナスの年をプラスの年が補ったと言えよう。 老後に向けた資産形成などでは安定的な運用が求められる。長期分散投資を基本として安定的な収益の獲得を目指すGPIF の運用スタイルは参考になろう。 (投資情報部 谷 晶子) ※ 野村週報 2022年6月13日号「投資の参考」より 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2022/06/19 11:00
【野村の株式データ集】国内・海外主要企業決算発表スケジュール(6/17時点)
掲載情報は2022年6月17日時点のブルームバーグ情報(見込みを含む)に基づいて作成しています。今後変更や延期の可能性もある点にご留意ください。 日本企業決算発表スケジュール 海外企業決算発表スケジュール ※日時は日本時間ベース (注)すべてを網羅しているわけではない。日本企業はTOPIX500採用企業および他市場主要企業の決算発表日を掲載。決算期(年/月)のQ1~Q4は第1~第4四半期決算。海外企業は米国および欧州株式市場に上場する主要企業(ADR、GDR銘柄を含む)を掲載。海外企業のコードはブルームバーグコード(US:米国、LN:英国、FP:フランス、GY:ドイツ、SM:スペイン、IM:イタリア、NA:オランダ、BB:ベルギー、SW:スイス、SS:スウェーデン、NO:ノルウェー、FH:フィンランド、DC:デンマーク、ID:アイルランド、HK:香港)。図表は2022年6月17日時点のブルームバーグ情報(見込みを含む)に基づいており、今後変更や延期の可能性もあるためご留意ください。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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2022/06/19 08:00
【特集】「推し」が尊い / 二次元&ゲーム優待
「野村インベスター・リレーションズ株式会社『知って得する株主優待』公式サイト」より 「推し」――それはあなたの心を燃やす大切な存在。アニメやゲーム、実写モノなど対象問わず“好き”という気持ちは純粋で美しいものです。ちなみに、「推し」に関する活動を「推し活(おしかつ)」、「推し」にまつわるアレコレを「推し事(おしごと)」と呼びます。今回は「あなたの推しが見つけられるかもしれない」優待をPickUpしました。 ※保有期間中に優待内容の変更や廃止等が発表されることがあります。各企業のリリース等最新情報をご確認ください。※100株以上で受けられる優待内容を紹介しています(ブシロードを除く)。 まんだらけ (2652) 優待内容 まんだらけ株主優待券(9月のみ)など2,000円分の優待券進呈。希望者には自社発行隔月刊誌「まんだらけZENBU」有料配布。 割当基準日:9月末日/3月末日 ブロッコリー (2706) 優待内容 株主限定オリジナルグッズ1点500円分のオリジナルQUOカード、絵皿などが選択可能。 保有株数に応じて品数が変わります。 割当基準日:2月末日 アートスパークホールディングス (3663) 優待内容 「CLIP STUDIO PAINT EX」1デバイス6カ月版アクティベーションコードイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリでファンアートがはかどります。 割当基準日:12月末日/6月末日 東映アニメーション (4816) 優待内容 株主優待オリジナルキャラクターQUOカード1セット(1,200円分)進呈。※株主優待限定の描き下ろしデザインを含む、人気の新作アニメーション2枚、なつかしの名作アニメーション2枚(各300円)計4枚で1セット 割当基準日:3月末日 ハピネット (7552) 優待内容 「株主様ご優待カタログ」掲載の自社オリジナル・独占販売商品を選択玩具・ゲーム・映像音楽ソフトから選べます。 割当基準日:3月末日 ブシロード (7803) 優待内容 株主優待ポイント※300株以上保有で3,000ポイント進呈。自社運営ECサイト「ブシロードオンラインストア」で1ポイント=1円相当として利用可。 割当基準日:12月末日 バンダイナムコホールディングス (7832) 優待内容 ポイント(1ポイント=1円相当)2,000ポイント進呈。(保有株数に応じて増加)アート・コレクション(バンダイナムコグループの人気IP[Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産]の描き下ろし複製イラスト。額縁、シリアルナンバー付属[インターネットによる申し込みのみ])などと交換できます。 割当基準日:3月末日 KADOKAWA (9468) 優待内容 BOOKWALKERで使える角川文庫・ラノベ読み放題カード3カ月分1枚(2,500円分)など※1年以上継続保有ゲームソフトやBOOKWALKER GIFTカードなど、10種類の中から選べます。 割当基準日:3月末日 記事の内容は原則として、2022年6月14日までに公表された情報・データを基に作成しています。また、保有株数や保有期間により優待内容が異なる場合があります。最新の情報や詳細についてはご自身でご確認をお願いいたします。 ご投資にあたっての注意点
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2022/06/18 20:00
【3分チャート塾】チャート分析 実践編:天井形成パターン
「3分チャート塾」の動画シリーズでは、主に投資の初心者~中級者を対象に、ローソク足の基本の読み方や中長期的な相場の捉え方などについてわかりやすく解説していきます。 今回は、実際に相場の天井を形成した時の2つの個別銘柄チャートを紹介します。 3分チャート塾 バックナンバーと今後の予定 序章 「テクニカル分析って何?」「意外と知らないローソク足」第1回 ローソク足は3つのパーツで構成第2回 形から「相場の勢い」と「迷い」が読める第3回 見逃すな、特徴的な1本足 第4回 見逃すな、特徴的な2本足、3本足第5回 「長さ」だけじゃない、相場の勢いの現れ方第6回 三尊天井やダブルボトムって何?チャート分析 実践編:底入れパターンチャート分析 実践編:天井形成パターン(今回) ご投資にあたっての注意点
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2022/06/18 17:00
5月小売売上高から見た米国の個人消費動向 (週末トピック)
5月は再び鈍化、インフレの影響とサービスへの移行が窺える 5月の前月比は-0.3% 米国時間6月15日に米商務省が、2022年5月の小売売上高を発表しました。小売売上(合計)は前月比-0.3%で、同+1.0%と増加を予想していたブルームバーグ集計による市場予想中央値を下回りました。 なお、4月分の小売売上(合計)については、前月発表された速報値の同+0.9%から、同+0.7%に下方修正されました。 業種別にみると、4月改定値ではガソリン価格の一時的下落で前月比-1.9%と大きく減少していたガソリンスタンドが、5月は同+4.0%と大きく伸びています。 そのほかでは、食品・飲料や百貨店、飲食店などが前月比で増加しています。一方、自動車・同部品や電気製品、オンライン小売を含む無店舗販売、家具などが前月比で減少しています。 GDP(国内総生産)の算出に用いられる、コントロールグループと呼ばれる自動車や建材、ガソリンスタンド、食品を除いたコア小売売上高は、5月は前月比+0.0%と横這いでした。 5月の前年同月比は+8.1% 次に前年同月比について見てみると、小売売上(合計)は、5月は+8.1%でした。4月分については、速報値の同+8.2%から同+7.8%に下方修正されました。 業種別では、ガソリンスタンドの増加が目立ちます。また、コロナ禍の反動とみられますが、飲食店が同+17.5%と、3月、4月に引き続き大きく伸びています。また、前月比では減少となっている無店舗販売は、前年同月比では+7.0%と増加しています。 一方、自動車・同部品、電気製品は減少しています。 前年同月比は増加が続く 前年同月比の推移をみると、小売売上高(合計) は、3月に+7.1%と、2月までの二桁増から鈍化していました。その後、4月には同+7.8%、今回発表された5月は同+8.1%と、一桁後半の増加が続いています。 無店舗販売は、2月の同+14.4%から3月には同+3.6%にまで大きく鈍化していました。4月改定値は同+9.2%となり、今回発表された5月速報値は同+7.0%と、こちらも一桁後半の増加が続いています。 ミシガン大学の消費者マインド調査 6月10日には、ミシガン大学消費者マインド指数が発表されました。6月速報値は50.2と史上最低を記録し、5月確報値の58.4から一段と低下しました。調査元のミシガン大学は、46%の回答者が、インフレを悲観的な見方の理由に挙げているとしています。 消費者の期待インフレ率調査については、6月速報値の1年先のインフレ見通しは前年比5.4%、5年先については同3.3%と、共に5月確報値から加速しました。 今後の注目点 5月小売売上高では、前月比、前年同月比共にガソリンスタンドでの支出が大きく伸びている一方、自動車・同部品や電気製品などでは前月比、前年同月比共に減少していることが目につきます。 可処分所得の多くがガソリンに充当されていることや、インフレ高進に伴い比較的単価の高い商品の購入で消費者が影響を受けていること、製造現場におけるサプライチェーン問題の影響を受けている可能性、などが考えられます。 一方、飲食店は前月比、前年同月比共に伸びていることから、モノからサービスへ消費がシフトしている可能性も考えられます。 懸念材料はあるものの、前年同月比では多くの業種で増加していることから、消費の基調は堅調と推察されます。 小売売上高は単月の動きが大きいことから、今後も継続して動向を確認していきたいと考えます。 (投資情報部 村山 誠) 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら 業種分類、Nomura21 Globalについて ご投資にあたっての注意点
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2022/06/18 14:00
【週間まとめ】インフレと景気後退への懸念が再燃
①日本:小売企業の決算を探る上で消費関連の統計に注目 今週の振り返り インフレ加速への警戒感が再燃し米国株が急落する中、日経平均株価は、軟調な展開となりました。 来週の展望 日本では、22日に5月全国スーパー売上高、23日に5月全国百貨店売上高など、消費関連の統計が発表されます。小売各社の5月月次売上高は、消費者の外出機会の増加を背景に堅調でした。翌週から本格化する小売企業の決算発表を前に、消費関連の統計に注目です。 また、23日には主要国・地域の6月製造業PMI(速報値)が発表されます。製造業の景況感指数に改善の動きがみられれば、株式市場の下支え要因になると期待されます。 (投資情報部 澤田 麻希) ②米国:引き続きインフレの状況には留意 今週の振り返り FOMC直後は反発も、急激な金融引き締めによる景気後退懸念で、翌日に下落しました。 来週の展望 6月FOMCでの0.75%ポイントの利上げ自体は織り込み済みだった模様です。しかし、インフレの高止まりや高進があれば、インフレ抑制のためにさらなる金融引き締めを迫られ、このことが景気後退につながるというリスクが、株式市場では意識されている模様です。 インフレの状況を確認するうえでは、ミシガン大学による6月消費者期待インフレ率調査確報値(24日)や、翌週の6月コアPCEデフレーター(30日)などが注目されます。 FRBのバランスシート縮小の影響については引き続き注意してみていきたいと考えます。 (投資情報部 村山 誠) ③新興国:インドネシア中銀は金融政策正常化を早めるか 今週の振り返り 週前半は米5月消費者物価上振れを受け、利上げ期待が高まり、ドル高・新興国通貨安となりましたが、6月FOMCは市場の期待ほどタカ派的とは受け止められず、ドルは調整、新興国通貨は週間では底堅く推移しました。 来週の展望 インドネシアで23日に金融政策会合が開かれます。前回会合で中銀は、消費者物価上昇率(CPI)が政策金利を上回れば、政策金利の調整を通じて対応すると表明しました。5月CPIは4月から加速し、中銀のインフレ目標上限(+4%)に接近しています。野村證券では7月の利上げ開始を予想しますが、中銀の政策金利やインフレの見通しに変化があるか注目されます。 (投資情報部 岩崎 晴弥) 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら 業種分類、Nomura21 Globalについて ご投資にあたっての注意点
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2022/06/18 11:00
【動画解説】日経平均、26,000円割れ(野村マーケット解説動画、6月17日引け後収録)
テクニカル展望(6月17日引け後収録) 今週の「テクニカル展望」動画では、弊社の山内シニア・ストラテジストが 、チャート分析の観点から、今後の展望や注目点について15分ほどで解説しています。今後の投資の参考にご覧ください。 今週の収録内容 「日経平均、26,000円割れ」 1.1週間の振り返り2.日経平均:日足・週足チャート3.NYダウ:日足・週足・月足チャート (解説)投資情報部シニア・ストラテジスト 山内 正一郎 ※動画の終盤に言及している、「アンケート」については、FINTOS!ではご回答いただけません。ご了承ください。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2022/06/18 08:00
【来週の予定】インフレを巡る各国の動向を注視
来週の注目点:パウエルFRB議長の議会証言、EU首脳会議に注目 世界的な物価高が続く中、欧米の金融引き締め強化による景気への影響が懸念されています。23日(木)に発表される日本、米国、ユーロ圏の6月マークイットPMI速報値は、各国・地域の景況感の方向性や格差を見る上で重要です。 米国では、パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長による半期に一度の議会証言が22日(水)に上院、23日(木)に下院にて予定されています。インフレ高進への対応が求められる中、同議長による先行きの金融政策運営についての見解が注目されます。 米国の経済指標では、21日(火)発表の5月中古住宅販売件数、24日(金)発表の5月新築住宅販売件数が特に注目されます。住宅ローン金利の急上昇を背景に、中古・新築ともに販売件数の伸び悩みが予想されています。 日本では、24日(金)に5月全国消費者物価指数が発表されます。生鮮食品を除く総合指数が4月に続いて前年比+2%を超えるかが注目ポイントです。 ユーロ圏では、19日(日)にフランス国民議会選挙の決選投票が行われます。燃料価格の高騰などを背景に与党への批判が高まる中、議会下院で与党が過半数割れとなる場合、マクロン政権の求心力が低下する可能性が指摘されています。 23日(木)~24日(金)にベルギーのブリュッセルで開催されるEU首脳会議では、ウクライナ紛争をめぐる欧州の安全保障や経済問題についての協議に関心が集まっています。 ドイツでは、24日(金)に6月Ifo企業景況感指数が発表されます。エネルギーなど供給制約が強まる見通しの下、前月まで2ヵ月連続で予想外の改善となった反動が表れるかにも目配りが必要です。 (投資情報部 野手 朋香) (注)イベントは全てを網羅しているわけではない。◆は政治・政策関連、□は経済指標、●はその他イベント(カッコ内は日本時間)。休場・短縮取引は主要な取引所のみ掲載。各種イベントおよび経済指標の市場予想(ブルームバーグ集計に基づく中央値)は2022年6月17日時点の情報に基づくものであり、今後変更される可能性もあるためご留意ください。(出所)各種資料・報道、ブルームバーグ等より野村證券投資情報部作成 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら 業種分類、Nomura21 Globalについて ご投資にあたっての注意点
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2022/06/17 20:00
【野村の株式データ集】米国株騰落率ランキング (6月第3週)
米国主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2022年6月第3週(2022年6月10日~6月16日) 2022年6月月間(2022年5月31日~6月16日) 2022年年間(2021年12月31日~2022年6月16日) (注)対象はS&P100、直近値は2022年6月16日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 米国主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2022年6月第3週(2022年6月10日~6月16日) 2022年6月月間(2022年5月31日~6月16日) 2022年年間(2021年12月31日~2022年6月16日) (注)対象はS&P100、直近値は2022年6月16日。 (出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の米国株式市場パフォーマンス 主要指数 S&P500指数:主要24業種 (注)業種分類はGICS24業種ベース。直近値は2022年6月16日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点