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2023/10/06 17:10
【最新ランキング】日本株、今週の値上がり/値下がり銘柄は? (10月第1週)
日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2023年10月第1週(2023年9月29日~10月5日) 2023年9月月間(2023年8月31日~9月29日) 2023年年間(2022年12月30日~2023年10月5日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2023年10月5日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2023年10月第1週(2023年9月29日~10月5日) 2023年9月月間(2023年8月31日~9月29日) 2023年年間(2022年12月30日~2023年10月5日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2023年10月5日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の日本株式市場パフォーマンス 主要指数 TOPIX︓東証33業種 (注)業種分類は東証33業種ベース。直近値は2023年10月6日前引け時点。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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2023/10/06 16:45
【イブニングFINTOS!】日経平均株価80円安、 長期金利上昇懸念で上値重く(10/6)
本日の株式市場 本日の日経平均株価は、前日比71円安の31,003円と小幅に反落して取引を開始しました。前日の米国市場では、引き続き長期金利の上昇懸念が株式市場の重石となり、主要3指数揃って小幅に下落しました。日経平均株価は、前場中ごろには上昇に転じ、前日比85円高の31,160円まで上げ幅を広げましたが、上値は重く再度下げに転じました。新発10年国債利回りは、一時0.8%を上回り、日本でも長期金利の高止まりが株価の重石となりました。本日、米国の9月雇用統計発表を控え、結果を見極めたいと様子見ムードが強い中、その後の日経平均株価は、31,000円を挟んで一進一退を続けました。後場に入っても、新規の材料は見当たらず、引けにかけてはやや下げ幅を広げ、結局前日比80円安の30,994円で取引を終えました。 原油価格の下落を受け、鉱業が前日比-2.21%と下落し、東証33業種別の下落率トップとなりました。 本日発表予定の海外経済指標等 【米国】 9月雇用統計 (雇用者数)前月差:+18.7万人 予想:+17.0万人 (失業率)前月:3.8% 予想:3.7% (平均時給)前年比:+4.3% 予想:+4.3% (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2023/10/06 10:04
【モーニングFINTOS!】主要株価3指数とも前日比小幅安(10/6)
海外市場の振り返り 寄り前に発表された9月30日の週の新規失業保険申請件数は20.7万件となり、市場予想の21.0万件を下回りました。雇用市場が依然堅調と受け止められ、米長期金利は朝方に一時4.77%に上昇する場面がありました。これを受け、株式市場は下落しましたが、その後は、米長期金利の動きが落ち着いたことなどから下げ幅を縮小しました。 相場の注目点 10月後半から、日本企業の2023年4-9月期決算発表が本格化します。企業業績はもちろんですが、東証が3月に発公表した「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を受けた企業側の取り組みも注目されます。東証による2023年7月14日時点の集計では、プライム市場に上場する31%(379社)の企業が、東証の要請を受け、自社の取り組みについて、何らかの開示を行っています。開示書類は、中期経営計画が33%と最も多く、次いで決算説明資料となっています。PBRと時価総額水準別に開示状況を見ると、PBRが低く、かつ時価総額が大きい企業ほど開示が進展しています。これから始まる中間決算発表では、持続的な資本効率向上に欠かせない適切な事業ポートフォリオの構築など、WACC(加重平均資本コスト)やROIC(投下資本利益率)を意識した経営を志向する旨を表明する企業が増えるとみられ、日本企業の更なる取り組みが注目されます。 本日のイベント 本日は米国9月米雇用統計が発表されます。非農業部門雇用者数の市場予想は前月比+17.0万人と、8月の同+18.7万人から増加幅が鈍化する一方、失業率は8月の3.8%から3.7%に低下すると予想されています。 (投資情報部 寺田 絢子) (注)データは日本時間2023年10月6日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【月間ランキング】投資家が新たにウォッチリストに登録した個別銘柄は?トップ10を紹介(10/5) 【#アパレル】AI抽出15銘柄/ZOZO、アダストリア、AOKI… ご投資にあたっての注意点
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2023/10/06 09:30
【銘柄紹介】9月IPO銘柄のパフォーマンスと10月IPO銘柄の紹介
2023年9月のIPO銘柄のパフォーマンスと、今後のIPOの予定を紹介します。 9月IPO銘柄のパフォーマンス 9月12日 上場 ライズ・コンサルティング・グループ(9168)事業内容: 総合コンサルティング事業 9月20日 上場インテグラル(5842)事業内容:1.エクイティ投資/2.エクイティ投資に付随する経営及び財務に関するコンサルティング 9月21日 上場揚羽(9330)事業内容: Web サイト・映像・グラフィックの制作を中心に顧客のリクルーティングやコーポレートブランディング領域でのブランド浸透・構築を支援 9月22日 上場ファーストアカウンティング(5588)事業内容: 会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業) 9月22日 上場笹徳印刷(3958)事業内容: 紙類及び包装資材の製版、印刷、加工並びに販売。出版物並びに宣伝広告媒体等の企画、編集、製作、販売。情報サービス事業並びにソフトウェアの企画、開発、製作、編集及び販売 9月25日 上場ジェイ・イー・ティ(6228)事業内容: 半導体洗浄装置の開発・設計、製造、販売及びこれらに付帯する保守・サービス等 9月26日 上場オートサーバー(5589)事業内容: 中古車取扱事業者を対象とする中古車のオークション代行サービス及び業者間売買の仲介サービスの提供等 9月26日 上場ネットスターズ(5590)事業内容: マルチ QR コード決済サービス「StarPay」の提供等 9月27日 上場AVILEN(5591)事業内容: AI ソフトウエア及びビルドアップパッケージの提供をはじめとする AIソリューション事業 9月27日 上場オカムラ食品工業(2938)事業内容:サーモンの養殖、水産品の加工・販売 (注)初値及び直近月末終値が公開価格に対して上回っているものは赤、下回っているものは青で表示(出所)日本取引所グループのウェブサイト、各新規上場会社の有価証券届出書等公表情報を基に野村證券作成 10月以降のIPO銘柄 10月3日 上場 ニッポンインシュア(5843)事業内容: 家賃債務保証サービスを主とした保証事業等 10月3日 上場 西部技研(6223)事業内容:デシカント除湿機やVOC 濃縮装置等の製造、販売、据付・保守等のサービス 10月4日 上場 くすりの窓口(5592)事業内容: 薬局・医療・介護向けソリューションの提供 10月4日 上場 キャスター(9331)事業内容:リモートアシスタントをはじめとした人材事業運営 10月13日 上場予定 成友興業(9170)事業内容: 汚染土壌処理業、建設系産業廃棄物の収集運搬及び中間処理、建設業 10月17日 上場予定 ケイファーマ(4896)事業内容: 医薬品の研究・開発・製造・販売再生医療等製品の研究・開発・製造・販売 10月23日 上場予定 売れるネット広告社(9235)事業内容: D2C(ネット通販)事業者のインターネット広告の費用対効果を改善することを目的とした、クラウドサービスおよびマーケティング支援サービスの提供 10月24日 上場予定 ジャパンM&Aソリューション(9236)事業内容: M&Aアドバイザリーサービス 10月25日 上場予定 全保連(5845)事業内容: 家賃債務保証事業 10月25日 上場予定 KOKUSAI ELECTRIC(6525)事業内容:半導体製造装置の開発・製造・販売・保守サービス及びそれに附帯関連する事業 10月26日 上場予定笑美面(9237)事業内容:高齢者等に対するシニアホームの紹介サービス 10月27日 上場予定ドリーム・アーツ(4811)事業内容:大企業に特化した業務デジタル化SaaS プロダクト(ノーコード開発ツール「SmartDBョ」等)及びコンサルティング・サービスの提供 (注1)TOKYO PRO Marketの新規上場会社は含まれない。(注2)全てを網羅しているわけではない。(出所)日本取引所グループのウェブサイト、各新規上場会社の有価証券届出書等公表情報をもとに野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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2023/10/05 19:00
【月間ランキング】投資家が新たにウォッチリストに登録した個別銘柄は?トップ10を紹介(10/5)
神戸製鋼やホンダがトップ10に浮上 先月1ヶ月間で新たにFINTOS!ウォッチリストに登録されたトップ10の銘柄をランキング形式でご紹介します。 前月に続き日本電信電話(9432)が1位となりました。自民党が防衛財源の確保策としてNTT株の売却を提起し、それに伴いNTT法の改正議論が始まっています。政府保有のNTT株売却に関しては、自民党からは20年かけて売却するとの意見が表明されました。一方、NTTは株価への悪影響を防ぐ方針を示しており、野村證券では、株式需給に対するネガティブな懸念は沈静化したとみています。 神戸製鋼所(5406)が前月の15位から6位に順位を上げました。9月上旬にトヨタ自動車(7203)が集中購買制度をベースに、系列部品会社に支給する際の鋼材価格について、2024年3月期下期は上期から据え置かれると報じられました。トヨタ以外の完成車メーカーや自動車以外の「ひも付き」取引も同様の価格交渉結果に至った場合、神戸製鋼の利益に貢献する可能性があるため、株式市場ではポジティブに受け止められました。 ENEOSホールディングス(5020)が前月の10位から8位に上昇しました。米原油指標のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は、今年6月には70ドル台で推移していましたが、7月以降上昇して、9月中旬には一時90ドル台を突破する場面もありました。ENEOS株も同時期に年初来高値を更新しています。原油価格の上昇は、石油元売セクターの業績にプラスに働きます。具体的には、石油・天然ガス開発事業でプラスになるうえ、在庫評価益の拡大も見込まれます。 本田技研工業(7267)も前月の45位から10位へと大きくランクアップしました。全米自動車労働組合(UAW)が米国ゼネラル・モーターズ(GM)など、「ビッグ3」と称される自動車大手企業へのストライキを実施中です。野村證券では、米国の労働関連コストが上昇すると、ホンダの北米事業の利益率が今後4年間にわたって大幅に低下する可能性があると分析しています。 (FINTOS!編集部) (注1)画像はイメージ。(注2)各種データは2023年10月3日時点。 ご投資にあたっての注意点
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2023/10/05 15:52
【イブニングFINTOS!】日経平均株価、6営業日ぶりに反発 米株高が支え(10/5)
本日の株式市場 本日の日経平均株価は、前日比206円高の30,733円で取引を開始しました。米長期金利の上昇が一服し、前日の米主要株価指数が上昇したことに加え、前日までの5営業日で日経平均株価は約1,845円下落していたことの反動もありました。寄付き後は上げ幅を前日比38円高まで縮小する場面もありましたが、徐々に上げ幅を拡大する展開となりました。上げ幅を一時前日比557円高まで拡大した後は、もみ合いとなり、前日比548円高の31,075円と6営業日ぶりに反発し、この日の高値圏で取引を終えました。 業種別では、証券商品先物やその他金融業、銀行業といった金融関連の上昇が目立った一方で、鉱業のみ下落しました。 個別では、アドバンテストや東京エレクトロン、ファーストリテイリングといった半導体関連株や値嵩株の一角が上昇し、3銘柄で日経平均株価を約133円押し上げました。 本日発表予定の海外経済指標等 特にありません。 (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2023/10/05 12:00
【#アパレル】AI抽出15銘柄/ZOZO、アダストリア、AOKI…
しまむらの純利益が過去最高に アパレル大手のしまむら(8227)が10月2日に発表した2023年3-8月期決算は、純利益が前年同期比2%増の209億円となり同期間で過去最高になりました。背景には、高気温を追い風に夏物の販売が好調だったことに加えて、値下げも抑制されたことがあります。仮に今後、アパレルの需要が増加した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI「xenoBrain」は、「アパレル需要増加」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。 ニューストピック:アパレル需要増加 「xenoBrain」はアパレル大手などを中心に15銘柄をリストアップしました。 ・ZOZO・アダストリア・AOKIホールディングス・東急・良品計画・エイチ・ツー・オー リテイリング・京浜急行電鉄・しまむら・ファーストリテイリング・上村工業・日本瓦斯・伊藤忠エネクス・岩谷産業・ミツウロコグループホールディングス・花王 ※xenoBrain 業績シナリオの読み方 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。(注3)時価総額500億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2023年10月4日時点。(注4)画像はイメージ。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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2023/10/05 09:30
【市場展望】23年度業績予想は自動車を中心に上方修正
23年度予想は1.7%増収、9.9%経常増益 ラッセル野村大型株指数の構成企業を対象に、野村のアナリストによる2023~24年度業績予想を集計した(売上高と営業利益については金融を除くベース、以後同様)。 23年度予想は、前年度比で1.7%増収、同12.3%営業増益、同9.9%経常増益、同8.9%税引利益増である。前回の集計と比較して、増収率は1.4%ポイント、営業増益率は1.2%ポイント、経常増益率は2.9%ポイント、税引利益増加率は3.1%ポイント、いずれも上方修正となった。 上方修正企業と下方修正企業の比率の差を示すリビジョン・インデックス(経常利益ベース、対象年度は23年度予想、対象期間は23年6月2日から9月1日)は+10.4%と、上方修正が優位となった。業種別では素材産業の下方修正超過が続いたが、生産が順調に回復している自動車や、行動制限緩和の恩恵を受けた内需業種で上方修正が下方修正を上回った。 業種別の動きを見ると、前回予想と比べて上方修正の金額が大きかったのは、自動車、金融、公益、商社、ソフトウェアなどであった。特に、自動車の上方修正額は他業種に比べて突出した。 自動車は、半導体不足が解消された増産効果、車種構成の改善、値上げ効果などが従来想定を上回ると判断した。また、為替前提を従来から円安方向に見直したことも要因である。金融では、大手銀行の内外大企業部門など、本業収益の好転等を業績予想に反映させた。公益では、電気料金の値上げや、原発再稼働による燃料費削減効果などを織り込んだ。商社では、自動車事業など複数の部門が好調であるほか、鉄鉱石など一部の資源価格が従来想定に比べて堅調に推移していることなどを踏まえて予想を見直した。ソフトウェアでは、映画効果などによって任天堂のハード、ソフト販売が共に想定を上回った。 前回予想と比べて下方修正の金額が大きかったのは、化学、運輸などであった。化学は、石油化学事業の需要の鈍化、ヘルスケア(医薬品)事業における独占販売期間の終了、研究開発費の増加などの影響が大きい。運輸では、海運市況の回復が進んでいないことを考慮した。 24年度は電機・精密、化学の回復を予想 24年度予想は、前年度比2.3%増収、同8.8%営業増益、同6.8%経常増益、5.6%税引利益増である。前回の集計からは、増収率は0.2%ポイント、営業増益率は0.3%ポイント、経常増益率は1.7%ポイント、税引利益増加率は2.3%ポイント、いずれも下方修正となった。 ただし、24年度の伸び率の下方修正は、前述の通り23年度予想が上方修正されたことによるものである。金額ベースでは、売上高、営業利益、経常利益、税引利益のすべてが増額修正されている。なお、業種別の業績予想の修正要因は、おおむね23年度と同様である。 24年度は19業種中16業種で経常増益、3業種で経常減益を予想している。欧米の景気が回復に向かい、製造業を中心に幅広い業種がその恩恵を享受しよう。電機・精密、化学などで23年度の経常減益予想から24年度に経常増益予想に転じる企業が散見される。 増益寄与が大きいと予想するのは、電機・精密、化学、金融、通信、機械、運輸などである。電機・精密では、生成AI(人工知能)向けの半導体需要増加などによる半導体製造装置市場の回復・拡大、車載向け電子部品の出荷回復など、幅広い分野での需要回復を見込む。化学では、半導体市場の回復に伴う電子材料の需要改善、石油化学事業の持ち直し等に加えて、原油在庫評価損の剥落も増益予想に貢献する。 金融では、市場部門関連収益や大企業取引などの増加、子会社利益の復調、経費コントロールの継続など、増益要因が多岐にわたる。通信では、携帯電話事業の改善を見込んでいる。機械では、半導体向けなどFA(生産工程自動化システム)の回復を予想する。運輸では、鉄道や空運で旅客需要の回復を見込むほか、海運市況の持ち直しを想定している。 一方、減益寄与が大きいと予想するのは、公益、商社などである。公益は、燃料費調整制度上の利益が剥落する。商社は、原油など資源価格が23年度比で下落する前提に沿った予想である。 (野村證券市場戦略リサーチ部 元村 正樹) ※野村週報 2023年10月2日号「焦点」より ※掲載している画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2023/10/05 08:22
【モーニングFINTOS!】米長期金利上昇一服、米国株反発(10/5)
海外市場の振り返り 4日の米国株式市場で、主要3指数は揃って上昇しました。発表された米国9月ADP全米雇用レポートでは、非農業部門雇用者数が前月比+8.9万人と、市場予想(同+15.0万人)を下回りました。2021年1月以来の低水準となり、労働市場の需給緩和を示す内容となりました。また、WTI原油先物価格が、前日から5%超下落したことなどもあり、米10年債利回りが4.7%台前半へ低下しました。これを好感し、高PERのテクノロジー株を中心に反発しました。 相場の注目点 日経平均株価は、昨日(10/4)まで5日続落し、5月17日以来およそ5ヶ月ぶりの安値を付けました。9/28~10/4にかけて日経平均株価の下落幅は1,800円超となっています。これまでの大幅下落で、各種テクニカル指標(10/4時点:25日移動平均線乖離率:-6.12%、RSI(14日間):25.78%)は、短期的な売られすぎを示唆していることから、調整一巡後は底入れに向けた動きとなることが期待されます。一方で、さらなる調整となった場合は、心理的フシの30,000円や200日移動平均線(10/4時点:29,920円)、今年1月安値から6月高値にかけての上昇幅に対する半値押し(29,716円)などの水準が下値メドとして挙げられます。 本日のイベント 本日は、米国でクリーブランド連銀メスター総裁、サンフランシスコ連銀デイリー総裁が講演を予定しています。FRBの金融政策の動向を見極める上で注目です。なお、米下院議長選出に関して、共和党は11日に次期下院議長を選ぶ投票を実施する予定ですが、混迷の度を増しています。 (投資情報部 澤田 麻希) (注)データは日本時間2023年10月5日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【野村の投資判断】自社株買いと政策保有株の売却の先行き 【速報・解説】日本株、押し目買いチャンス到来か ご投資にあたっての注意点