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昨日 16:34

【野村の夕解説】半導体関連株の過熱感波及 日経平均株価は457円安 (7/28)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 28日の日経平均株価は、米国とEUの通商交渉が合意に達したとの報道を受けて上昇して取引を開始しました。しかし、25日引け後にSCREENホールディングスの決算において中国向け半導体装置が減速したと発表されたことや、短期的な過熱感から半導体関連株が軟調となりました。半導体関連株の下落が全体の重しとなったことに加え、30日から始まる日銀金融政策決定会合を控えた様子見姿勢から、先週まで上昇していた10年国債利回りが下落したことで、銀行セクターも軟調となりました。日経平均株価は、一時下げ幅を縮小する場面も見られましたが、その後は再び下落基調を強めました。本日引け後の自民党の両院議員懇談会を控えて市場全体に様子見ムードが広がり、終盤は41,000円前後で方向感に欠ける展開となりました。最終的に、日経平均株価は前営業日比457円安の40,998円で取引を終えました。業種別では前述の銀行セクターが前営業日比2.86%安となり、個別では、アドバンテストが前営業日比8.96%安となり、1銘柄で日経平均株価を278円押し下げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日引け後に行われる自民党の両院議員懇談会の結果に注目です。 (野村證券投資情報部 笠原 光) ご投資にあたっての注意点

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