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ご投資にあたっての注意点

ご投資にあたっての注意点
「3分チャート塾」の動画新シリーズでは、主に投資の初心者~中級者を対象に、移動平均線の基礎や活用法についてわかりやすく解説していきます。 今回は、移動平均線の基本的な仕組みについて説明しています。 3分チャート塾 バックナンバーと今後の予定 序章・「意外と知らないローソク足(全9回)」「相場の見方の強い味方、移動平均線」第1回 移動平均線のしくみを知ろう (今回)第2回 移動平均線の3つの使い方第3回 ゴールデン/デッド・クロスの見方第4回 クロスがいっぱい、どれに注目すべき?第5回 そもそもクロスはなぜ起きる?第6回 「傾き」と「並び」にも注目実践編 (2回予定) ご投資にあたっての注意点
投開票日から年末にかけて株価上昇ケースが多い 参議院選挙は7月10日に決定 参議院選挙の投開票日が7月10日に決定しました。岸田首相は参議院での与党過半数維持(125議席、非改選69議席含む)を勝敗ラインに掲げています。岸田首相が衆議院を解散しなければ、2025年11月まで総選挙はなく、今回の選挙で過半数を維持すれば、岸田政権は長期安定政権になると見込まれます。 投票日までの株価への影響は限定的 過去の参議院選挙と株式相場動向をみると、投開票までの日経平均株価の騰落率に特徴的な傾向はみられません。参議院選挙は衆議院選挙と異なり政権選択選挙ではない点や、参議院に解散はなく選挙の大まかな日程が事前に想定できる点などが影響を及ぼしているのかもしれません。 年末にかけては上昇するケースが多い 一方、投開票日から年末にかけては、株価は上昇するケースが多かったといえます。日経平均株価でみて、戦後24回の参院選のうち、投開票日から年末にかけて株価が上昇したのが18回、下落は6回にとどまっています。株価の平均騰落率は+6.3%となっています(下図)。前回2019年の参議院選挙では、選挙後に米中通商問題激化を受けて一旦下落しましたが、12月には米中通商協議が第一段階合意に達し不透明感が後退したことで、株価は投開票日から年末までに約10%上昇しました。 参議院選挙と日経平均株価の動向(戦後東証再開以降):表 ※2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)該当日が休祭日の場合は前営業日の株価。(注2)※・・・投票日当時は伊東正義内閣官房長官が内閣総理大臣臨時代理を務める。鈴木善幸氏は1980年7月17日より就任。(注3)○印・・・衆参同日選挙。△印・・・衆参同時選挙(投票日が5日違い)。(出所)日本経済新聞社、その他データより野村證券投資情報部作成 参議院選挙と日経平均株価の動向(戦後東証再開以降):チャート ※2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)直近値は2022年5月末。下落率は直前の高値からの下落率。(注2)点線は参議院選挙の実施時。()内数字は前ページ表のNo.と対応。(注3)○印・・・衆参同日選挙。△印・・・投票日が5日違いで行われた衆参同時選挙。(出所)日本経済新聞社、その他データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 山内 正一郎) 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら 業種分類、Nomura21 Globalについて ご投資にあたっての注意点
①日本:上値の重い中、小売企業や安川電機の決算発表に注目 今週の振り返り 日経平均株価は、約2週間ぶりに27,000円台を回復する場面もありましたが、世界的な景気減速への懸念が高まり、上値の重い展開となりました。 来週の展望 日本では、小売企業の決算発表が本格化します。小売各社の月次売上高は、人流増加に伴い、3月以降回復傾向にあります。決算では、原材料価格高騰の影響が懸念される中、売上高に加えて、営業利益の回復が確認されるか注目です。8日には安川電機が決算を発表します。7月下旬から始まる製造業の決算を占う上でも重要です。 10日は参議院選挙の投票日です。長期安定政権の足場固めとなるか注目されます。 (投資情報部 澤田 麻希) ②米国:インフレの状況とFRBの認識を注視 今週の振り返り 引き続き、急速な金融引き締めが景気後退を招くとの警戒感が、相場の重石となりました。 来週の展望 ECB主催の会議でパウエルFRB議長は、経済成長より物価安定優先姿勢を示しました。 30日発表の5月コアPCEデフレーターに加速感はなかったものの、依然高水準で、株式市場では、FRBは当面、積極的な利上げを継続し、このことが景気を減速させるとの懸念は根強いとみられます。 経済指標では、6月ISM非製造業景況指数(6日)、6月雇用統計(8日)が注目されます。また、翌週13日発表の6月CPIが注目されます。引き続きインフレの状況と、FRBのインフレと景気認識を注視していきたいと考えます。 (投資情報部 村山 誠) ③新興国:ブラジルのこれまでの大幅利上げの効き目は? 今週の振り返り 外貨を大量に保有する企業にリラ建て新規融資を禁止し、外貨売りを促す通貨安対策を発表したトルコリラは反発、世界景気悪化懸念が強まる中、他の新興国通貨は軟調に推移しました。 来週の展望 ブラジルでは5日に5月鉱工業生産、8日に6月消費者物価が発表されます。同国中銀は6月の金融政策会合の声明文で次回8月会合は6月と同程度かより小幅の利上げを予測しているとしており、追加の利上げ余地が限られる中で、インフレが抑えられているかが注目されます。また、足元で鉄鉱石など国際商品市況が軟化していることがレアルを下押ししていますが、中国経済の動向にも注目です。 (投資情報部 岩崎 晴弥) 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら 業種分類、Nomura21 Globalについて ご投資にあたっての注意点