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昨日 16:42

【野村の夕解説】米ハイテク株高と円安受け、日経平均株価735円高(12/3)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は前日比235円高の38,748円で取引を開始しました。前日の米国株式市場ではハイテク株の上昇に押し上げられ、ナスダック総合指数は史上最高値更新となりました。米国でのハイテク株高や、バイデン米政権が2日に発表した対中半導体規制の対象から日本やオランダは除外されたとの報道を受け、東京エレクトロンなどの半導体関連株が寄り付き後も上げ幅を広げ大幅高となりました。また、日経平均株価も押し上げられ39,000円を上回りました。一方、朝から円安米ドル高となっていた外為市場では、午後に入り、1米ドル=150円台まで円安が進行しました。これを受けて輸出関連企業の株価も上昇し、日経平均株価は一段高となり一時前日比914円高の39,427円まで上げ幅を広げました。引けにかけては伸び悩みましたが、同735円高の39,248円と続伸して取引を終え、11月12日以来約半月ぶりに終値で39,000円を上回りました。個別銘柄では、東京エレクトロンが前日比+4.27%、アドバンテストは同+3.90%となり、2銘柄ともに大幅高で日経平均株価を約186円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国では本日、クーグラーFRB理事やシカゴ連銀グールズビー総裁の講演が予定されています。 (野村證券投資情報部 神谷 和男) ご投資にあたっての注意点