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昨日 16:24

【野村の夕解説】日経平均株価は反発 米中関税交渉の進展期待(6/6)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 5日に行われたトランプ米大統領と中国の習近平国家主席による電話会談を受け、米中関税交渉の進展期待が高まりました。これを背景に、6日の日経平均株価は前日比35円の37,590円と反発して始まりました。また、5日に実施された日本の30年利付国債入札が低調だったことを受け、財務省が超長期債の発行を減額するとの期待が高まったことで、日本の10年債利回りは低下(価格は上昇)し、これを受けて外国為替市場では、1米ドル=143円台後半へと円安が進行しました。円安進行を追い風に、日経平均株価は一時前日比201円高となる場面もありましたが、6日夜に発表される米国雇用統計を控え、その後は動意に乏しい展開となりました。大引けは前日比187円高の37,741円と反発し取引を終えました。個別企業では、アドバンテストと東京エレクトロンが上昇し、2銘柄で日経平均株価を75円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国では、5月雇用統計が発表されます。4日発表のADP全米雇用レポートでは、米国労働市場の減速を示唆する結果となりましたが、雇用統計でも同様の結果となるか、注目されます。そのほか、6月17・18日に開催されるFOMCを前に、7日から19日まで、FRB高官や関係者が発言を自粛するブラックアウト期間に入ります。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

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