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【銘柄ランキング】投資家に買われた「配当利回り3%以上」銘柄は?(2024年2-4月)

トップ3はアステラス、日本製鉄、JT 2024年2月1日~2024年4月30日の期間で、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄の中から、今期予想配当利回りが2024年5月2日時点で3%以上だった銘柄を抽出しました。約定件数順に上位20銘柄を紹介いたします。 医薬品セクターからは、アステラス製薬(4503)が1位に、武田薬品工業(4502)が6位にランクインしました。アステラス製薬は4月25日に決算を発表し、2025.3期の1株あたり配当金予想が前期の70円から74円へ増配されました。 鉄鋼セクターからは、日本製鉄(5401)が2位に、神戸製鋼所(5406)が12位にランクインしました。4月12日、米国鉄鋼大手のUSスチールの臨時株主総会が開催され、日本製鉄による買収提案が承認され、買収完了の条件を一つクリアしました。また、5月3日には、日本製鉄はUSスチールの買収計画の完了時期を従来の2024年4-9月から、同年7-12月に変更すると発表しました。 銀行セクターからは、みずほフィナンシャルグループ(8411)が5位に、三井住友フィナンシャルグループ(8316)が10位に、ゆうちょ銀行(7182)が13位にランクインしました。4月26日の日本銀行の金融政策決定会合では政策変更はありませんでした。目下、銀行株は材料不足の状況ですが、年後半以降には再び対TOPIX(東証株価指数)で銀行株が強含むと野村では予想しています。 海運セクターからは、川崎汽船(9107)が9位に、商船三井(9104)が11位に、日本郵船(9101)が15位にランクインしました。イスラエルとイスラム組織「ハマス」の衝突が続き、ハマスを支援するイエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃リスクが高まっています。スエズ運河の利用が困難な状況にあるため、コンテナ船運賃や自動車船運賃は高止まりしやすいと考えられます。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注)画像はイメージ。(出所)各種資料より野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点

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