決算、騰落、スケジュール
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08/07 16:13
【決算速報】レーザーテック、過去最高益を更新 期末配当を再増額
レーザーテック (6920) / 2023年6月期 通期 2023年6月期の営業利益は623億円で前期比91.7%増益となりました。QUICKコンセンサス予想の567億円を大きく上回る水準でした。7月24日に会社業績予想が610億円に修正されていますが、これもやや上回りました。製品ミックスの良化と円安効果で、売上高と利益ともに過去最高を更新しました。受注高は前年度に比べて減少しましたが、1,865億円と過去2番目の水準でした。なお、受注残高は4,000億円を超えています。 会社は、7月24日の業績予想修正に合わせて2024年6月期の通期見通しを公表済みです。今回、営業利益見通しは640億円で据え置かれました。QUICKコンセンサス予想の748億円を下回る水準でした。売上高と利益ともに過去最高を更新する予想となっています。ただし、製品ミックスの一時的な悪化により、利益率は低下する見込みです。半導体市況については、半導体の過剰在庫の解消と需要の高まりによって、2024年前半にかけて回復する見込みとしています。 2023年6月期の年間1株当たり配当予想は7月修正値からさらに2円増額して、180円としました。また、今回新たに開示された2024年6月期の年間1株当たり配当予想は前期から3円増額して、183円としました。 (注)本日引け後から16:00までに決算を発表した企業の内、FINTOS!ウォッチリスト登録の上位1銘柄を掲載している。(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。 ご投資にあたっての注意点
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08/05 07:00
【来週の予定】追加利上げを占う重要指標「米CPI指数」に注目
来週の注目点:米国のインフレ関連指標に注目 前週の米国では、グールズビー・シカゴ連銀総裁やボスティック・アトランタ連銀総裁から景気失速回避を示唆する発言があり、米景気軟着陸との期待が維持されました。今週も地区連銀総裁らの講演が相次ぎ、米国景気についてどのような見通しが示されるか注目です。 また、10日(木)に8月石油輸出国機構(OPEC)月報、11日(金)に8月国際エネルギー機関(IEA)月報が発表されます。米国の景気悪化回避期待や、中国の景気対策期待、UAE(アラブ首長国連邦)が原油減産に積極的な姿勢を示していることなどから、原油価格が上昇しています。世界の石油需要見通しが上方修正されるか注目です。 米国では、10日(木)に7月消費者物価指数、11日(金)に8月ミシガン大学消費者マインド(速報値)が発表されます。7月FOMCでパウエルFRB(米連邦準備理事会)議長はデータ次第との姿勢を示しており、9月FOMC(米連邦公開市場委員会)で追加利上げとなるかを占う上で重要な経済指標となります。 日本では、8日(火)に7月景気ウォッチャー調査が発表されます。賃上げに伴う個人消費の拡大や堅調な4-6月期の決算動向などを背景に、前月までの先行き判断DIの悪化に歯止めがかかるか注目です。 中国では、8日(火)に7月貿易統計が発表されます。世界的な財需要の落ち込みや、景気低迷から輸出入の伸びがさらに悪化するリスクには注意が必要です。 新興国では、10日(木)にインドとメキシコで金融政策会合が開かれます。前者は足元のインフレ率の上昇や、堅調な景気動向から金利据え置きが見込まれます。後者は前回会合の声明文で利下げの可能性は示唆されなかったことから、金利据え置きが予想されますが、インフレ減速が続いていることから今回利下げが示唆されるか注目です。 (野村證券投資情報部 岩崎 晴弥) (注)イベントは全てを網羅しているわけではない。◆は政治・政策関連、□は経済指標、●はその他イベント(カッコ内は日本時間)。休場・短縮取引は主要な取引所のみ掲載。各種イベントおよび経済指標の市場予想(ブルームバーグ集計に基づく中央値)は2023年8月4日時点の情報に基づくものであり、今後変更される可能性もあるためご留意ください。(出所)各種資料・報道、ブルームバーグ等より野村證券投資情報部作成 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら 業種分類、Nomura21 Globalについて ご投資にあたっての注意点
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08/04 20:00
【最新ランキング】日本株、今週の値上がり/値下がり銘柄は?(8月第1週)
日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2023年8月第1週(2023年7月28日~8月3日) 2023年7月月間(2023年6月30日~7月31日) 2023年年間(2022年12月30日~2023年8月3日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2023年8月3日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2023年8月第1週(2023年7月28日~8月3日) 2023年7月月間(2023年6月30日~7月31日) 2023年年間(2022年12月30日~2023年8月3日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2023年8月3日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の日本株式市場パフォーマンス 主要指数 TOPIX:東証33業種 (注)業種分類は東証33業種ベース。直近値は2023年8月4日前引け時点。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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08/04 16:00
【決算速報】ソフトバンク、4-6月期の営業利益は2,463億円 前年同期比2.1%増
ソフトバンク (9434) / 2024年3月期 第1四半期 2023年4-6月期の営業利益は2,463億円で前年同期比2.1%増益となりました。QUICKコンセンサス予想の2,331億円を上回る水準でした。傘下のLINEが営むAIカンパニー事業をワークスモバイルジャパンに承継したことに係る事業譲渡益の計上などが貢献しました。モバイルなどを含む主力のコンシューマー事業については、2021年春に実施した通信料の値下げの影響などによりモバイル売上が減少した一方で、スマートフォンなどの販売単価増加により物販などの売上が増加しました。セグメント利益は前年同期比69億円減となっています。 会社は、2024年3月期通期の営業利益見通しを7,800億円で据え置きました。QUICKコンセンサス予想の8,049億円を下回る水準でした。なお、4-6月期の携帯経営指標では、携帯主要回線ARPU(1契約あたりの月間平均収入)は前年同期比4.9%減の3,720円、主要回線純増数は前四半期比18万増となっています。 2024年3月期の年間1株当たり配当予想は86円と従来予想から据え置かれました。 (注)本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内、FINTOS!ウォッチリスト登録の上位1銘柄を掲載している。(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。 ご投資にあたっての注意点
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08/04 12:18
【米国株決算速報】アップル(AAPL):iPhone売上高が市場予想をやや下回る、株価は-2.25%(時間外取引)
決算概要 EPS実績は市場予想を上回った 米国時間8月3日引け後に、モバイル端末の製造販売とクラウドサービス事業を行うアップル(AAPL US)が2023年4-6月期(2023.9期第3四半期)決算を発表しました。売上高は市場予想を0.1%上回り、EPSは市場予想を5.5%上回りました。 会社は2023年7-9月期について、4-6月期と同様の傾向となるとコメントしました。 iPhone売上高が市場予想をやや下回る 製品別売上高では、iPhoneが市場予想をやや下回り、会社はインドなどの新興国での販売が堅調だった一方で、為替が悪影響を与えたことをコメントしました。 サービス(広告、保証、クラウド、app、決済等)の売上高は、製品利用者数が増加し、サブスクリプション収入が増えたことで四半期として過去最高となり、市場予想を上回りました。 ストリーミング動画配信のApple TV+は、サッカーのリオネル・メッシ選手がインテル・マイアミに加入したことで、2022年に放映権を獲得したMLS(メジャーリーグサッカー)の加入者が世界中で増加しました。 売上高とEPSの推移 株価は下落 アップルの株価は、前日比0.73%安で引けた後、決算発表を受けて時間外取引では、終値比2.25%安の186.86ドルで推移しています(NY時間18:46)。iPhoneの売上高が市場予想をやや下回ったことに反応していると考えられます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2023年8月3日時点。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は野村證券投資情報部作成実績で、直近値は2023年4-6月期(2023/6)。灰色はリフィニティブ集計による市場予想平均。2023年7-9月期以降の予想は2023年8月2日時点。(出所)会社発表、リフィニティブより野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・竹綱 宏行) 【米国株決算速報】アップル(AAPL):iPhoneが新興国で好調、株価は+4.69% 野村の米国株決算リンク集:2023年1-3月期・4-6月期決算 野村の米国株決算リンク集:2022年1-3月期・4-6月期・7-9月期・10-12月期決算 野村の米国株決算リンク集:2021年10-12月期 ご投資にあたっての注意点
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08/04 11:44
【米国株決算速報】アマゾン・ドットコム(AMZN):生成AI需要拡大でクラウド回復の兆し、株価は+10.18%
決算概要 EPS実績は市場予想を上回った 米国時間8月3日引け後に、イーコマースやメディアサービス、クラウド事業のAWSなどを運営するアマゾン・ドットコム(AMZN US)が2023年4-6月期(2023.12期第2四半期)決算を発表しました。 売上高は市場予想を2.2%上回り、EPSは市場予想を85.7%上回りました。 コスト抑制や出資先の新興EVメーカーのリビアン・オートモーティブの株式評価が前年同期の評価損から評価益に転じたことにより、EPSは前年同期比で大幅に上昇しました。2023年7-9月期売上高見通しは市場予想を上回りました。 生成AI需要拡大、クラウド事業回復の兆し クラウド事業のAWSの営業利益は生成AIの需要拡大もあり、前年同期比で6%減と前期の同21%減から減益率が縮小し、回復の兆しが示されました。 売上高とEPSの推移 株価は上昇 アマゾン・ドットコムの株価は、前日比0.55%高で引けた後、決算発表を受けて時間外取引では、終値比10.18%高の142.03ドルで推移しています(NY時間18:21)。 会社の2023年7-9月期の売上高見通しが市場予想を上回り、生成AIの需要拡大やコスト抑制が好感されたためと考えられます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2023年8月3日時点。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は実績で、直近値は2023年4-6月期(2023/6)。売上高の2023年7-9月期の白丸は会社見通し中間値。2023年1-3月期以前のEPSは保有するリビアン・オートモーティブ株の評価損益を除いた値。灰色はリフィニティブ集計による市場予想平均。2023年7-9月期以降の予想は2023年8月2日時点。 (出所)会社発表、リフィニティブより野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・岩崎 晴弥) 【米国株決算速報】アマゾン・ドットコム(AMZN):クラウド事業が減速、株価は1.91%安 野村の米国株決算リンク集:2023年1-3月期・4-6月期決算 野村の米国株決算リンク集:2022年1-3月期・4-6月期・7-9月期・10-12月期決算 野村の米国株決算リンク集:2021年10-12月期 ご投資にあたっての注意点
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08/03 16:25
【決算速報】任天堂の1Qは過去最高益、劇場版マリオとゼルダ新作が貢献
任天堂 (7974) / 2024年3月期 第1四半期 2023年4-6月期の営業利益は1,854億円で前年同期比82.4%増益となりました。QUICKコンセンサス予想の1,474億円を大きく上回る水準でした。営業利益は4-6月期としては過去最高を更新しました。ゲーム機「ニンテンドースイッチ」のハードウェアおよびソフトウェアの販売数量が前年同期を上回ったことに加え、販売単価の⾼いニンテンドースイッチ(有機ELモデル)の販売割合が⾼くなったことにより、ゲーム専⽤機ビジネスの売上が大幅に増加しました。モバイル・IP関連収⼊などについても、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に関連する映像コンテンツ収⼊が計上され、大幅増収となっています。 会社は、2024年3月期通期の営業利益見通しを4,500億円で据え置きました。QUICKコンセンサス予想の5,025億円を下回る水準でした。当第1四半期について、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開と『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売が重なったことなどにより、売上⾼、利益ともに第1四半期としては⾮常に⼤きくなり、通期の業績見通しに対して順調に推移したとしています。 2024年3月期の年間1株当たり配当予想は147円と従来予想から据え置かれました。 (注)本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内、FINTOS!ウォッチリスト登録の上位1銘柄を掲載している。(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。 ご投資にあたっての注意点
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08/02 15:55
【決算速報】住友化学の1Q、コア営業利益は536億円の赤字に 医薬品など苦戦
住友化学 (4005) / 2024年3月期 第1四半期 2023年4-6月期の営業利益は717億円の赤字となりました。QUICKコンセンサス予想の240億円の赤字を大きく下回る水準でした。また、営業損益から非経常的な損益を控除したコア営業利益は536億円の赤字となりました。エッセンシャルズケミカル(旧・石油化学)事業と医薬品事業が特に苦戦しました。エッセンシャルズケミカル事業では、市況の低迷や出荷数量の減少などが影響し、210億円のコア営業損失を記録しました。また、医薬品事業では、非定型抗精神病薬「ラツーダ」の米国での独占販売権の終了が痛手となり、333億円のコア営業損失となりました。 会社は、2024年3月期通期の営業利益見通しを200億円で据え置きました。QUICKコンセンサス予想の41億円を上回る水準でした。また、コア営業利益見通しも400億円で据え置いています。 2024年3月期の年間1株当たり配当予想は12円と従来予想から据え置かれました。 (注)本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内、FINTOS!ウォッチリスト登録の上位1銘柄を掲載している。(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。 ご投資にあたっての注意点
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08/01 16:46
【決算速報】三菱UFJの1Q、最終益の進捗率は43%に達する
三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306) / 2024年3月期 第1四半期 2023年4-6月期の経常利益は7,256億円で前年同期比175.9%増益となりました。QUICKコンセンサス予想(1社)の7,000億円を上回る水準でした。業務純益は5,566億円となり、通期目標1兆4,500億円に対する進捗率は38%に達しました。また、親会社株主利益は5,584億円となり、目標(後述)に対する進捗率は43%に達しています。 2024年3月期通期については、当社は業績予想に代えて「親会社株主利益目標」を開示しています。今回、2024年3月期通期の親会社株主利益目標を1兆3,000億円で据え置きました。QUICKコンセンサス予想の1兆3,294億円をやや下回る水準でした。 2024年3月期の年間1株当たり配当予想は41円と従来予想から据え置かれました。 (注)本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内、FINTOS!ウォッチリスト登録の上位1銘柄を掲載している。(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。 ご投資にあたっての注意点