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【週間ランキング】最も閲覧数が多かった個別銘柄は?トップ10を紹介(5/1)

複数の決算発表銘柄が上位にランクインした ソシオネクスト(6526)が1位にランクインしました。同社は4月26日に決算を発表しました。2024.3期の営業利益は前期比64%増の355億円で、会社計画の315億円、野村予想の335億円を上回りました。主に製品粗利率の改善が寄与しました。一方、会社の2025.3期の営業利益予想は前期比24%減の270億円です。そのほか、複数の案件が量産中止となった影響で、2024.3期末の商談獲得残高は前期比200億円増と微増に留まりました。 ルネサスエレクトロニクス(6723)が6位にランクインしました。同社は 4月25日に決算を発表しました。2024年1-3月期(1Q)の財務会計上の数値(GAAP)から非経常項目やその他特定の調整項目を控除・調整したNon-GAAPベースの営業利益は1,135億円で、会社計画を100億円上振れて、野村予想の1,120億円とほぼ同水準で着地しました。産業機械向けの在庫調整が長期化していますが、車載向けやデータセンター関連が業績回復の牽引役となる見通しです。 アステラス製薬(4503)が7位にランクインしました。同社は4月25日に決算を発表しました。会社の2025.3期の売上収益予想は1兆6,500億円と野村予想を約1,081億円下回りました。過活動膀胱治療薬「ミラベグロン」の後発品が2024年5月より参入するため、米国での収益が前期比827億円減と大きく減収することが要因です。一方、2025.3期のコア営業利益予想は2,500億円で、野村予想を約315億円上回りました。コアベースの新定義として、無形資産償却費や持分法による投資損益などの項目が除外されたことなどが要因です。 信越化学工業(4063)が9位にランクインしました。同社は4月25日に決算を発表しています。2024.3期の営業利益は前期比30%減の7,010億円となり、QUICKコンセンサス予想の7,353億円(4月25日付)、野村予想の7,505億円を下回りました。塩化ビニール樹脂を手掛ける生活環境基盤材料事業の2024年1-3月期(4Q)の営業利益が、工場の定期修理による悪影響等から前四半期比で大きく減少しました。また、会社は2024年4-6月期(1Q)の営業利益予想を1,650億円と発表しました。これはQUICKコンセンサス予想の1,875億円、野村予想の2,033億円をいずれも下回る水準です。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注1)画像はイメージ。(注2)各種データは2024年4月30日時点。 ご投資にあたっての注意点

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