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08/28 15:52
【野村の夕解説】日経平均株価は小幅ながらも続伸、前日比83円高 (8/28)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 前日の米国株式市場で、主要3指数が小幅ながら上昇しました。外国為替市場で1米ドル=143円台後半まで円高が進行したことで、本日の日経平均株価は前日比67円安の38,221円で取引を開始しました。寄り付き後、一時下げ幅を前日比147円安まで拡げたものの、円高・ドル安が一服したほか、前日の米国株高が下支えとなって日経平均株価は下げ渋り、前日比89円安の38,199円で午前の取引を終えました。日銀の氷見野副総裁が講演で、今後の利上げについて当面は市場の安定を見極める姿勢を示したことが一部報道で伝わると、午後に入って日経平均株価は徐々に下げ幅を縮小しました。取引時間終了間際には上昇に転じ、前日比83円高の38,371円で本日の取引を終えました。ただし、米エヌビディアの決算発表を前に積極的な取引は控えられ、東証プライム市場の売買代金は3兆2,680億円と低水準で、7営業日連続で4兆円を下回りました。個別銘柄では、楽天グループが一部アナリストによる目標株価引き上げを材料視され、前日比+9.19%と上昇が目立ちました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国でエヌビディアの2024年5-7月期決算が発表されます。国内外の半導体関連企業を中心に株価動向に影響を及ぼすことから、注目が集まるでしょう。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点
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08/28 08:29
【野村の朝解説】エヌビディアの決算控え、主要3指数小動き(8/28)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 27日の米国株式市場で、主要3指数は、そろって小幅上昇となりました。エヌビディアの決算発表を28日に控え、米国株式市場は取引量も通常より低調で、日中の株価変動も小さいものとなりました。S&P500指数セクター別では、情報技術が前日比+0.63%、金融が同+0.48%、不動産が同+0.33%となる一方、エネルギーが同-0.93%、公益事業が同-0.74%、一般消費財・サービスが同-0.47%となりました。 相場の注目点 米国では目先の注目イベントであったジャクソンホール会議を無事通過し、FRBによる利下げへの期待が高まっています。市場では、9月FOMCで利下げが実施されるとの見方が強まっており、市場の関心は今後の利下げペースや政策金利の着地点へと移行することが予想されます。FRBは利下げペースに関して、インフレ動向よりも雇用統計など景気動向を重視すると考えられます。今週発表される経済指標では、29日(木)に発表される8月24日の週の新規失業保険申請件数で示される雇用市場の状況が注目されます。30日(金)には、7月個人消費支出・所得統計が発表され、FRBがインフレ指標として重視するコアPCE(個人消費支出)デフレーターが注目されます。デフレーターの減速と同時に、消費下振れ懸念が高まるようであれば、市場において、9月FOMCで0.5%ポイントの利下げ観測が再燃する可能性もありそうです。 本日のイベント 本日は米国でセールスフォース、エヌビディア、クラウドストライク・HDなどの決算発表が予定されています。 (投資情報部 寺田 絢子) (注)データは日本時間2024年8月28日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点
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08/27 16:12
【野村の夕解説】日経平均株価小幅に反発、178円高 円安が背景 (8/27)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 前日の米国株は、NYダウは史上最高値を更新し、一方で金利上昇などを受けハイテク関連株が下落しました。日経平均株価は43円安の38,066円で取引を開始しました。値がさの半導体関連株の下落が重石となりましたが、一巡後は下げ幅を縮めました。その後は28日(水)のエヌビディアの決算発表を控え様子見姿勢が強く、小幅な値動きが続きました。外国為替市場では、ジャクソンホール会議などの重要イベントを終え円高は一服し、国内の輸入企業などによるドル資金の調達が活発だったとの見方もあり、11時台以降には1米ドル=145円台に迫る場面もありました。円安を背景に株価も上昇に転じ、午後には徐々に上げ幅を広げました。大引けは前日比178円高の38,288円となりました。 本日の東証プライム売買代金は約3.2兆円と、6営業日連続で4兆円を下回る薄商いが続いています。日経平均株価の予想変動率を示す日経平均ボラティリティ指数は、本日終値では23ポイントとなりました。8月上旬の80台を超えた水準からは大幅に切り下がっており、市場の混乱は収まりつつあるといえます。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国では、本日6月S&P/コアロジックCS(ケース・シラー)住宅価格指数や、8月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)が発表されます。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点
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08/27 08:41
【野村の朝解説】米半導体株下落もNYダウ史上最高値更新(8/27)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り S&P500指数やナスダック総合指数は下落しましたが、主力大型株で構成されるNYダウは上昇して、終値で7月17日に記録した史上最高値を更新しました。エヌビディアの決算発表を28日に控えて半導体関連株は警戒感の高まりから下落したことが、テクノロジー株中心に27日の下落圧力となりました。主要経済指標の結果については、8月ドイツのifo景況感指数は86.6と、前月の87.0を下回りましたが、市場予想の86.0は上回りました。米国で7月耐久財受注が発表され、前月比+9.9%と市場予想の同+5.0%を大きく上回りましたが、設備投資の先行指標とされるコア資本財受注(航空機を除く非国防資本財)は同-0.1%と市場予想の同0.0%を若干下回りました。23日のジャクソンホール会議後も米国ではFRB高官の発言が続いています。サンフランシスコ連銀デーリー総裁は9月の利下げを阻むようなことは考えにくいと述べ、リッチモンド連銀のバーキン総裁は、9月FOMC(米連邦公開市場委員会)における0.25%ポイントの利下げを支持していることを示唆しました。ただし、このようなFRBの金利見通しは概ね市場の想定内であったことから、米国国債利回りへの影響は限定的でした。 相場の注目点 日経平均株価は、1週間前から38,000円を挟む動きが続き、東証プライムの売買代金も3兆円台へと減少し、市場のボラティリティー(変動率)は落ち着きつつあります。次の注目イベントは、28日のエヌビディアの決算との市場参加者の見方が多い中、米ドル円相場に大きな変動がなければ、本日の日本株市場は小動きにとどまる可能性があります。 本日のイベント 米国では7月米国で6月S&P/コアロジック・ケース・シラー住宅価格指数や8月消費者信頼感指数が発表されます。 (投資情報部 神谷 和男) (注)データは日本時間2024年8月27日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点
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08/26 18:30
【週間ランキング】日本株の値上がり/値下がり銘柄は?(8月第4週)
※画像はイメージです。 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2024年8月第4週(2024年8月16日~8月23日) 2024年8月月間(2024年7月31日~8月23日) 2024年年間(2023年12月29日~2024年8月23日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2024年8月23日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2024年8月第4週(2024年8月16日~8月23日) 82024年8月月間(2024年7月31日~8月23日) 2024年年間(2023年12月29日~2024年8月23日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2024年8月23日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の日本株式市場パフォーマンス 主要指数 TOPIX: 東証33業種 (注)業種分類は東証33業種ベース。直近値は2024年8月23日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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08/26 16:16
【野村の夕解説】日経平均株価反落 金融政策の違い意識され円高進行 (8/26)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 先週23日(金)にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が次回FOMCでの利下げを強く示唆し、金融緩和を進める日本との金融政策の方向性の違いが改めて意識されました。また本日朝方に、中東情勢の悪化を懸念したリスク回避の動きもみられました。外国為替市場では9時台に1米ドル=143円台前半となり、約3週間ぶりの円高・米ドル安の水準となりました。本日の日経平均株価は前週末比207円安の38,156円で始まり、9時台には一時前週末比538円安の37,825円となりました。一服後は下げ幅を縮めたものの、輸出関連企業の下落が重石となり38,000円を挟み一進一退の動きが続きました。業種別では、円高進行により輸入コストが下がり業績拡大に繋がるとされる内需関連の銘柄群が上昇し、日経平均株価を下支えしました。大引けは前週末比254円安の38,110円と3営業日ぶり反落となり本日の取引を終えました。東証プライムの売買代金は約3.3兆円と、5営業日連続で4兆円を下回る薄商いが続いています。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 日本では30日(金)に7月鉱工業生産が発表され、景気の一致指標として注目されます。生産回復が思わしくない結果になれば、市場の景気回復期待に水を差すリスクがあります。また、米国で28日(水)にエヌビディア、セールスフォース、クラウドストライク・ホールディングスの決算発表があります。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点
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08/26 08:33
【野村の朝解説】パウエル議長講演を受け米国株大幅上昇(8/26)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 23日のジャクソンホール会合でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演はハト派的な内容でした。講演で「金融政策について、調整する時が来た」と発言するなど次回9月17-18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利下げを行うことが強く示唆されました。講演を受け低下した米国長期金利を追い風に米株主要3指数は揃って大幅に上昇し、終値ベースでNYダウは7月17日に付けた史上最高値まであと0.06%、S&P500指数は7月16日に付けた史上最高値まであと0.58%に迫りました。 相場の注目点 25日にイスラエル北部のレバノンにあるイスラム教シーア派組織ヒズボラは、イスラエルに大規模な攻撃を開始したと発表しました。イスラエル軍は、この攻撃に先立ち、脅威を排除するとしてレバノンに激しい空爆を実施しています。中東情勢の緊迫で原油供給が滞るとの思惑から、日本時間26日早朝の取引でニューヨーク原油先物相場でWTI原油価格は、一時1バレル75.40ドルまで上げ幅を拡大しています。米国株上昇の流れを受けながらも、米長期金利低下を受けて143円台へと進行する米ドル安円高や原油高といった悪材料も浮上し、東京株式市場は強弱感が拮抗する展開となりそうです。 本日のイベント 本日、ドイツでは8月Ifo企業景況感指数、米国では7月耐久財受注が発表されます。 (投資情報部 神谷 和男) (注)データは日本時間2024年8月26日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点
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08/25 12:00
【9月の投資戦略】時間の経過とともに、企業業績の強さが改めて見直されるだろう
目次・時間の経過とともにボラティリティーは低下へ・米国ではインフレより景気へ配慮・米国企業業績の二桁増益への見通しは不変・ユーロ圏は9月に利下げし、中国の景気減速は続く見通し・日銀は時間をかけて市場が落ち着きを取り戻してから追加利上げを検討・株価調整もファンダメンタルズは変わらず割高感が低下 時間の経過とともにボラティリティーは低下へ 2024年7月中旬以降、主要国の株価は大きく下落しました。株価下落と市場参加者のリスク回避姿勢が、スパイラル的に極端な下落を引き起こしたものの、日米の経済指標や企業業績の悪化は限定的です。時間の経過とともに、高水準のボラティリティー(変動率)は低下してゆき、市場は落ち着きを取り戻すとみられ、実体経済や企業業績などのファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に沿った株価に回帰するとみられます。 米国ではインフレより景気へ配慮 主要国・地域の景況感は、製造業と比べて非製造業は比較的良好です。米国では、雇用情勢の緩和が進む中で、景気悪化懸念がみられます。しかし、家計の一部債務の延滞率は上昇するものの、金融機関への信用リスクは高まっておらず、消費関連の統計も巡航速度の拡大が続いています。インフレ率は鈍化しており、景気への配慮に対する優先順位が高まっています。 米国企業業績の二桁増益への見通しは不変 パウエルFRB議長は、9月のFOMCでの利下げを示唆しました。金融市場は、年内は9月のFOMCから連続利下げが行われるとみているようです。米国決算発表で、2024年4-6月期は事前の市場予想からの上振れが幅広く見られ、2024年終盤以降の二桁増益への業績加速見通しは崩れていません。少なくとも、名目GDP成長率の拡大が続き、利下げが行われる局面で、企業業績が減益に陥るリスクは小さく、株価の復調は続くとみられます。米国大統領選挙は、ハリス副大統領が民主党の候補者となり、支持率は上昇しています。 ユーロ圏は9月に利下げし、中国の景気減速は続く見通し ユーロ圏は、景気の回復力が欠ける中で、9月のECB理事会で追加利下げが行われるとみられます。中国では景気減速懸念が続く中で、政府の景気浮揚策は具体性に乏しい状況が続きます。中国の景気減速はしばらく続くとみられます。 日銀は時間をかけて市場が落ち着きを取り戻してから追加利上げを検討 日本では、製造業の在庫循環が改善に向かう中で、賃金上昇が景気を下支えするとみられます。日本銀行による7月末の追加利上げと、植田総裁の更なる利上げを否定しない姿勢が、急激な円高と株価調整の要因の一つとなりました。直後に内田副総裁が、金融資本市場が不安定な状況での利上げを否定しましたが、市場が落ち着きを取り戻し、経済・物価の見通しが実現してゆくならば、それに応じて追加利上げが行われるとみられます。一方、米ドル円相場は、米国の利下げがどこまで織り込まれたのかにも拠りますが、米国が利下げ局面に向かう中では、米日金利差の縮小により円安には戻りにくくなる可能性があります。 株価調整もファンダメンタルズは変わらず割高感が低下 自民党総裁選に向けた動きが開始しています。総裁選挙後の新政権と自民党の支持率の回復によっては、直後に衆議院解散による総選挙の可能性もあります。2024年4-6月期の企業決算を受けて、2024年度通期の業績は上方修正が優勢です。株価の下落により、バリュエーション(株価に基づく企業価値評価)の割高感は大きく低下しています。野村證券は、2024年末の日経平均株価のレンジ上限を40,500円と予想します。 投資戦略については、短期的な調整局面があったとしても、基本観として、日米株式市場は企業業績の拡大に沿って推移するとの見方は不変です。時間の経過とともに、ボラティリティー(変動率)も低下し、企業業績の強さが改めて見直されることで、極端に低下した予想PER(株価収益率)も修正されながら、株価は復調するとみられます。 (野村證券投資情報部 小髙 貴久) ※野村證券投資情報部「Nomura 21 Global 9月号」(発行日:2024年8月19日)「投資戦略の概要」より※掲載している画像はイメージです。 Nomura21Global参考銘柄について ご投資にあたっての注意点
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08/25 09:00
【動画 3分チャート塾】シーズンⅠ:第1回 ローソク足は3つのパーツで構成
「動画 3分チャート塾」は、株価チャートの見方を学びたい初心者から中級者の方向けの動画シリーズです。 シーズンⅠ「意外と知らないローソク足」初回の今回は、ローソク足の基本的な構造について説明しています。 シーズン I:意外と知らないローソク足(全8回)ローソク足の基本の読み方や中長期的な相場の捉え方などについてわかりやすく解説していきます。シーズンII:相場の見方の強い味方、移動平均線(全9回)移動平均線の基礎や活用法についてわかりやすく解説していきます。シーズンIII:上値、下値のメドを探ろう(全10回)上値、下値メドの探り方についてわかりやすく解説していきます。シーズンIV:相場の過熱感を測るには?(全9回)オシレーター系指標についてわかりやすく解説していきます。シーズンV:トレンドラインを引いてみよう(全9回)トレンドラインについてわかりやすく解説していきます。 ご投資にあたっての注意点