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54分前

【野村の夕解説】薄商いの中、円高が重石となり日経平均は小反落(12/24)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 24日の日経平均株価は、薄商いの中、円高米ドル安の進行が重石となり反落しました。23日の米国テクノロジー株高の流れを引き継いで、日本の半導体関連株が上昇し、日経平均株価は前日終値から上昇して始まりました。しかし、韓国政府・中央銀行が足元のウォン安是正に向けた為替介入を示唆する声明を発したことで、為替市場では米ドル安が進みました。米ドル円は156円台前半から一時155円台半ばまで円高方向に進み、主に輸出関連株が下落し、日経平均株価を押し下げました。クリスマス・イブで米国をはじめとする主要国・地域の株式市場が短縮取引もしくは休場になることから、日本株市場も薄商いとなる中、日経平均株価は軟調な動きとなり、前日比68円安の50,344円で取引を終えました。東証プライム市場の売買代金は3兆9,281億円と、9月2日以来、約4ヶ月ぶりに4兆円を割り込む低水準でした。個別では、半導体製造装置を手掛けるSCREENホールディングスが前日比+10.02%となりました。23日に米トランプ政権が中国から輸入する半導体への関税賦課を2027年6月まで延期すると発表したことで、売上高構成に占める中国向け割合の大きい当社の株価が、日本株市場が全体的に伸び悩む中で逆行高となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 24日はクリスマス・イブのため、米国株市場は短縮取引となります。また欧州各国の市場も短縮取引および休場です。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点

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