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昨日 16:37

【野村の夕解説】日経平均株価は264円高 好調な決算が追い風に(8/7)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 7日の日経平均株価は、トランプ大統領による半導体関税の表明や日米関税における軽減措置の食い違いがあったことを受け、下落して始まりました。しかし、6日引け後に好調な決算を発表した主要銘柄が上昇して寄り付いたことから、日経平均株価はすぐに反発し41,000円台まで上昇しました。なかでも、エムスリーの株価が4-6月期の営業利益が市場予想を上回る増益となったことが好感されてストップ高となるなど、本日の相場上昇を牽引しました。その後は、場中に決算発表を行う企業が複数ありましたが、銘柄ごとに明暗が分かれたため日経平均株価は方向感のない動きとなりました。結果的に、日経平均株価は264円高の41,059円で取引を終えました。業種では、全体的に上昇基調であった一方で、トヨタ自動車が米関税影響を織り込んで通期見通しを下方修正したことなどを受け、自動車を含む輸送用機器セクターが下落率首位となりました。個別では、iPhone向けバッテリーなどを供給するTDKが、アップルによる米国内生産に向けて1,000億ドルの追加投資の発表を追い風に、前日比3.75%高となり、日経平均株価の上昇に寄与しました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日、米国にて週間新規失業保険申請件数が発表されます。また、日本では8日の寄り付き前に、7月に行われた日銀金融政策決定会合における主な意見が発表予定です。 (野村證券投資情報部 笠原 光) ご投資にあたっての注意点

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